12月8日 ラップラオ の セントラル5階ホール で開催されました ターイ・オラタイ&ゴット・チャカパン の コンサート を報告します。
11月22日のロイカトーンから12月5日王様生誕80周年記念の前後を挟んで開催されてきたコンサートの締め括りのコンサートと位置付けて意気込んで見に行った豪華絢爛なる ターイ・オラタイ&ゴット・チャカパン の ジョイントコンサートです。ルークトゥン関係の組み合わせとしては、最高の組み合わせに近いのではないでしょうか。
開門19時、公演開始20時とチケットに書いてあったので、19時30分頃会場へ上がって行きました。あれれ?です。まだ、入場が始まっていません。入場開始したので、19時45分頃、“タイ時間だなあ”と溜息を付く私です。指定席に着いて、のんびりしました。20時30分も過ぎると、会場の中央付近で関係者が集まって ごそごそごそ。何事かと思っていると、王室関係者入場です。若い太り気味の女性。恐れ多くて名前が分かりません。よくTVで拝見する顔なのですが、名前を知らない不謹慎者です。そして、関係者に王族から記念品を手渡すセレモニー開始です。今回のコンサートは大変格調高いようです。
21時10分過ぎ、司会者が登場して、コンサート開始です。”ワンティーボミーアーイ“を歌いながら、ターイ・オラタイ黄色い衣装を纏って登場です。王様の色黄色です。会場の観客もほとんどが黄色、それに、若干ピンクが混ざると言う”王様万歳色“一色です。ターイも一曲歌い終わる度に ワイをして、跪かんばかりに、王族に敬意を表しておりました。ここはタイだなあ とますます思ってしまいます。大変厳かな雰囲気でコンサートは進み、舞台前で踊る人はいないばかりか、花やマーライを差し出す人もいない。やや違和感を感じてしまうのは、私だけなのでしょうか。しかし、意を決してマーライを手渡しに行きました。周囲から無礼者と言う言葉が聞こえて来そうな雰囲気でしたが。ターイのパフォーマンスは21時50分くらいまで、続きました。歌に専念できると言う感じで、やや違和感はありましたが、大変よいパフォーマンスだったと思います。
続いて本日のゲスト登場。申し訳有りませんが、私の守備範囲外ですので、よく分かりません。ポップスですね。
22時20分頃、司会者に紹介されて、ゴット・チャカパン登場です。演出はパトゥンタニー、TV7のコンサートとほぼ同じと言えます。何回見ても、素晴らしいパフォーマンスです。何が素晴らしいか。踊り子達のダンス、ゴットのダンス、ゴットの歌どれも大変素晴らしいですが、私の印象に残ったのは、観客とのやり取り、特にお笑いタレント風パフォーマンスはもう最高ですね。王族の前にも関らず、パトゥンタニーと同じようにやや下品な内容を含めて行っていました。ゴットの写真プレセントでパンツの色を指定して、会場を沸かせておりました。パトゥンタニーでは、中を確認しておりました。(本当に見たかは不明ですが?)ここでは、これは冗談と笑い飛ばし、靴、ぞうりの色でプレゼントしておりましたが。そして、敬老者には大変敬意を示した対応をしておりました。
23時50分くらい、最後の“チャルーンチャルーン”を歌って、ゴットのパフォーマンスが終了し、フィナーレです。ターイとゴットのツーショット、豪華な瞬間ですね。これからどう進行するのだろうかと期待していたら、舞台脇に関係者が出てきて、出演者を王族の前に引率。終了のセレモニーを実施して、王族の方が引き上げて行かれました。舞台での再パフォーマンスを期待したのですが、司会者が出てきて終了宣言。最後はやや尻切れ蜻蛉でしたが、王族には勝てません。仕方ないのでしょう。ここはタイです。でも、コンサートのパフォーマンス自体は大変満足させて頂きました。また、このようなコンサートが企画されることを願うばかりです。
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