เดลีลูกทุ่ง*デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung

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บ่ได้ (ボ・ダーイ)か。。ไม่ได้(メ・ダーイ)か。。

     20070507034413.jpg
      ヴィエンチャン市内で。。

 上のタイトル“ボ・ダーイとメ・ダーイ”でも構わないんですが、少しフザケました。普通のタイ語なら後者のメ・ダーイですね。否、マイ・ダーイとすべきなんでしょうがここは口語の方が似合うかと。。そして、イサーン・ラーオ語のボ・ダーイと。。ココまで読んで何の話?となるなら読み進めない方がイイかも。否、少しは説明しましょう。このボ・ダーイとメ・ダーイ、意味は普通、「不可能である/許可しない」という意味あいになりますが、歌の中で使われると、まぁ、「叶わない」として置きましょうか。ルークトゥンは貧しい境遇であったり、不幸な状況であったり、そして想いを寄せる相手に冷たくされたり、遠く両親から離れて生活しているとか、まぁ、そんな状況に居る主人公の立場を歌う事が多い訳で、よってこの言葉が頻繁に使われる事になります。しかし、この言葉、その響きと供にくっ付いてくるイメージがやや違って聞こえてしまうのは私だけでしょうか。すこし、オーバーに解釈するとボ・ダーイと言われると、“うんうん、仕方ないよね。。”となったりするのに、メ・ダーイと言われると、ちょぅとドライな気分で受け止めてしまうような。。これはルークトゥンがイサーン語で歌われた場合とタイ語で歌われた場合で、ちょっと気分が違って聞こえるて来る事に繋がっていきます。

 ターイ・オラタイが先の新譜で歌っている『エァープ・ラック・エァープ・キットゥング』はイサーン語ではなくてタイ語で歌われていますが、コレを聞いた時にチョッと普段のターイの歌と違って聞こえてくるなぁ~と思ったものです。多分、これは私の思い入れがそうさせている部分が大きいかも知れません。が、ターイが“ボ・ダーイ~”と歌う瞬間というのはナンとも言えない気分に陥ります。どの曲でだったか、ターイが歌う〝ボ・ダーイ~“と歌うのは。。『ワン・ティー・ボ・ミー・アーイ』で、『トゥア・ハイ・クット・ホート』で『ボーク・ジャイ・ヤン・ガイ・ディー』で、否、そもそもデビュー曲の『トー・ハー・ネ・ドー』からしてちゃんとこの言葉が使われています。この部分、もしターイが〝メ・ダーイ~”と歌っていたらと想像すると。。。気持ち悪いですね。歌の中で歌われるイサーン語なんですが、タイ語ですらまだまだな私の事ですし、イサーン語だなんていってもますます判らないですが、キー・ワードとしてならいつも聞いているので分かって来たかな?という位です。否定語である“ボ”を使わないで“メ/マイ”も使う事あるようですが、とりわけこの“ボ・ダーイ”に関しては外さないですね。外さない言葉として後。ハック=ラック、フェーン=アーイ、それからキット・ホート/クット・ホート=キットゥング、ボ・ミー=マイ・ミーとこの辺は厳しく?外さない事が多いですね。
 言って置きますが、ターイを代表としてこの手の言葉の使い手みたいに書いていますが、イサーン出の歌手なら大低こうなるでしょう。ブンター・ムアンマイの『コン・ティー・アーイ・ボ・ハック・』、曲名からしてイサーン語の好サンプルですね。当Blogで人気上昇気味?のシアーン・イサーンの姫、サーイヤイの『カート・アーイ・ボ・ハック』とこれもルークトゥン・イサーンの証の様なタイトルです。『コン・ボ・ミー・ジャイ』。『クット・ホート・コート・ボ・ダーイ』。。探せば幾らでも出て来るでしょう。

 このイサーン語、イサーン地方とか、はたまたラオスで一般庶民が交わしている時に傍で耳をそばだてると、タイ語と随分音が違う事が分かります。なんか音の体系が違うというような。。例えば“署名する/サインをする”これタイ語もイサーン語も〝セン・チュウ“ですが、日本語のカタカナで書くと何も見えないですが、これを表記した場合に使われる文字は同じなんですが、声調記号が違っているんですね。普通、この声調記号が違っただけで、言葉の意味するものが全然違ってくるのがこの辺りの国の言葉ですから、これは大変な事です。良く、日本人が中々タイ語が通じないというのも、ココから来ている場合が多い訳ですから。センで音が上がるのがタイ語でイサーン語は平音かな。。何しろ音が違うんですね。ヴィエンチャンのタラート・サオあたりで交わされている言葉を聞くと、もう「ボ、ボ、ボ」の連発の様に聞こえます。「ボ・ディー・ボ?」が〝良く無くナイ?”なんだから面白いです。

 話を最初に戻して。。。「ボ・ダーイ」と聞くとなんか許しちゃおうかな~という感じがしてしまうと言いましたが、この辺も使い方によって違ってくるのが常ですね。こういう事がありました。ヴィエンチャンからタイ側にインターナショナル・バスというのが走っているんです。国境越えをこのバス1台で出来て、バスはノーンカイを通り過ぎて、ウドンタニのバス・ターミナルまで行ってくれるんですが、ある時、クルンテープから国内線の飛行機で行き来したんですが、その戻りの時ですね。。。なんか余裕こいて3時間もあるから十分、クルンテープ行きの飛行機の出発時刻には間に合うだろうとして居たんですが、途中の国境越えの時とか、更に国道の途中にある警察の検問の時にえらく時間が掛かってしまい、気が付けば出発時刻まであと15分を切っているのに、バスはまだウドンタニの市内をバスターミナルへ向かっています。あと5分もすればバス・ターミナルに着き、そうしたら待ち受けているトゥクトゥクに乗って空港へすっ飛んでいかなければならないんですが、それにしてももう時間が無い!ヤバイ!。。。進んでいる道を見れば、バス・ターミナルまで行くより、ココで降りてトゥクトゥクに乗った方が早く空港に着ける!というところをしかも渋滞気味にバスは進んでいるんですが。。。で、すぐさま車掌の女性に求めました「ロン・ティーニー・ダイ・マイ・カップ?」=ここで降りてもよろしいか?車掌の返事はこうでした。。「ボ・ダーイ!」この時の言葉の調子が“駄目!“という強い響きでした。勿論、この時の“ボ・ダーイ”は“許可しません“の方の意味合いで使った訳で、“出来ません/叶いません”の意味合いと少し違う訳です。が、いつも、ターイ・オラタイが使っている“ボ・ダーイ”の感じでこの言葉をイメージしていたもので、このときは少し驚きました。

 今やこの国のルークトゥンと呼ばれる音楽の代表歌手のターイ・オラタイというイサーン出身の歌手が、イサーン語を使って歌うという姿勢によりその存在価値を高めていると言う事、それが及ぼす影響は大きいと言えるでしょう。、

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