เดลีลูกทุ่ง*デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung

タイから日本からルークトゥンのあらゆる情報をお届けします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

シライの好きなケーン・ダーラオのこの一枚⑪・・・シライ

   
siraiphoto.jpg



だんだんマイナー歌手へ行き過ぎている感じがするので人気歌手へ戻ろうと考えたのですが、チャウィワンの記事が出ていたので、それに便乗してケーン・ダーラオのアルバムを私の好きなこの一枚として、取り上げました。

このテープは チャウィワンを買ったプラカノンの大丸で、チャウィワン、ケーン、ブンペンと3名の歌手のテープが並んで売っておりました。チャウィワンを買った行きがかり上買う羽目になったテープです。70バーツ、ディスカウントで65-60バーツ??(自信なし)でした。

テープの後ろには、2541(1998)年とありますが、ケーン氏は1930年生まれですので、購入時68歳、たぶん再販ものと思います。まずケーンの演奏が始まり、次にケーン氏の声で「オー・・・オーム・・・・オーラノ・・・・・オム・・・・」と始まります。チャウィワンより15歳年上であるので、師匠格に当たるのでしょうが、チャウィワンほどの切れはありません(チャウィワンはやはり天才と思います)。ケーンとケーン氏による素朴なモーラムの世界です。素朴すぎて、若干単調に感じるのは私だけではないと思いますが、初期モーラムの世界はゆっくりと広がっていきます。

JKCと言う会社はすばらしいと思います。テープだとだんだん劣化してしますのですが、2003年に上のVCDテーンサンハーンサオを復刻し、更に2004年にソーンプータオも復刻してくれました。これらのVCDでは、ケーン氏の元気な姿を見ることが出来ます。口パクではありますが、いまも健在です。1995年に来日した時は、今のモーラムは・・・と新しいモーラムに苦言を呈していたようですが、新しい試みがどんどんモーラムに入ってきたので、今の奥深いモーラムがあるのだと思います。今のケーン氏はますます意固地な頑固ジジーになっているのか、角の取れた爺さんになっているのか。ケーン氏が守っている古きよき時代のモーラムが核にあるから、現在のモーラムがあるのだし、若干単調だが、のんびり聴くと味のあるモーラムが生き残っているだけでも、タイの懐の深さを感じさせてくれます。

先週、店頭でケーン氏の写っている3枚のVCD(SNアートプロモーション、2549発売)を買ってきました。今朝、#1を見た(聴いた)のですが、大変驚きました。コンサートアルバムでは有りませんか。それも、ポー(ケーン)、メー(ブンペン)と2537年に文化賞?を取った歌手が紹介しているでは有りませんか。どうもケーン氏とブンペン氏は夫婦?若い??歌手は二人の娘??(時間が無くて、消化不良ですみません)このコンサートでは、ケーン氏はややジジー声でモーラムを奏でておりました。今も健在です。すごいです。ブンペンはやや足が悪いようですが、声の張りはケーン氏を上回っており、さすが女性は強いと感じました。娘さんが歌を歌う時のケーン奏者がアメリカ人だったのにも、驚きでした。西洋人の好奇心には感心しきりです。ブンペンの世話をしていたのは、孫かな?顔形が似ているような感じなので。ひょっとすると家族一同で開催しているコンサートなのかも知れません。

このコンサートモーラムはタロク(お笑い)を見ているようで、大変楽しいモーラムです。単調なんていう雰囲気はありません。また、和気藹々とした雰囲気には、感心します。ケーン氏は完全に、良き爺さん顔になっておりました。やはりモーラムは観客相手に丁々発止のやり取りが生命線なのでしょうか。歌のみを切り取ったテープで若干単調と評価したのは、現場知らずの評価なのでしょう。3現主義と会社では、よく言うのですが、モーラムの世界も3現主義ですね。

今年も乾季が待ちどうしいですね。やはり、モーラム・ルークトゥンは現場の雰囲気を楽しむもののようです。そのためには、もう少しタイ語のブラッシュアップが必要と切に感じます。


เคน ดาเหลา

スポンサーサイト

コメント

ありがとうございます

 シライさん、komtaさん、丁寧なお答え感謝いたします。アカイは実は日本在住です。前回ご紹介したケーン・ダラオ試聴サイトは偶然見つけたものです。モーラム情報はもっぱらネットなどに依存しており、CD購入も普段はネットショップ頼みです。運良くイサーンへ行ける際には手当たり次第に購入してきますが、当たり外れも・・・。そんな具合ですのでこのサイト情報はとても重宝しておりますし、センスもなかなかと感じ入っています。

http://franco-thai.com/hits-thai/hit_thai_02.php

 このサイトの最上段の曲はサンワンノイ&パチャリーとありますが、出所アルバムは不明です。テンポや演奏形態からモーラム・シンの範疇かな?と思っていますが、イサーンの田舎の匂いプンプンです。あるいはシライさんのおっしゃるB級モーラムの1場面かもしれません。3人のハーンクルアンの衣装もサイズがみな同じものを違う体型の子が着るのですからこんなチグハグな妙な味が生まれています。もし、このビデオをご存知ならば手がかりでもお教えください。

 聞くだけでも涎ものの乾期の村やお寺でのモーラムは未だ体験しておらず、夢見るばかり・・・。クーデターが一息つけば来月下旬所用でウボン経由でラオスへの初めての入国となり、パクセーの山村に滞在します。途中ラオ・モーラムCDでも買いあさる事といたします。では、今後も楽しいサイトに成長して行くことをお祈りして。
 あ、忘れてました。モーラムの源流と変遷については興味の尽きない所です。色々な形に分化して根付いてしまった各地のモーラムはまさに人々の移住の流れの中の置き石、捨て石のようなものと感じています。その意味でもビエンチャン以南のメーコン対岸の恵まれた大地と森(当時は)は、ラオの人々の芳醇なモーラムを育てられたのでしょうか(感傷・・・秋ですね)

o( - ii - )o

アカイさん。。
はじめまして!管理人のkomtaです。コメントと供に、貴重な音源の紹介有り難う御座います。アカイさんご自身のサイトですか!こちらこそ勉強になります。

本格的なケーンの音色には、驚くほどの色合いが在りますよね。時としてオルガンのような。。時としてシンセザイザーのような。。そのまま、現代ではそれらの楽器に置き換わっている訳ですが。。

ラオ(ス)~イサーン。その全体は私なんかにしてもまだまだ知りたい事が山盛りです。イロイロを情報交換していきましょう。
ふと思うに、クルンテープに居てイサーンを思うときに、最果てのノーンカイの川向こうの遠い所にビエンチャンがありそこからラオ(ス)が拡がっているとイメージしますが、ビエンチャンに居て思うと、なんかその逆の方向にルーツが拡がっているようにも思えます。この辺、どう思われますか。。。

シライさん。。
アノ手のVCDですね。。。事情を知らない方は近づかない方がイイ部分ですね。。555




  • 2006/09/19(火) 16:17:56 |
  • URL |
  • komta #-
  • [ 編集]

申し訳有りません。ラオスのモーラム迄は手が届いておりません。
komtaさん、如何ですか。
私が届いているのは、B級モーラム、男性歌手、女性歌手、ケーン奏者が舞台中央におり、その他の演奏者が脇又は上にいる形態のVCD迄です。古いVCDは19バーツ、比較的新しいと29バーツで手に入ります。種類が多すぎで一部しか聴いて(見て)おりませんが。チューリップとかドリームの物が中心です。年の歌手ばかりかと言えば、そうでもなく、若者もいます。写真で選んで、買っております。

こちらのサイトに・・・

マイナーなモーラムを紹介いただきとても楽しんでいます(いえ、とても勉強になります)。不明のケーン・ダラオのラム視聴サイトを挙げておきましたが、お役に立てば幸いです。過去に何度かイサーン各地に滞在してきましたが、村々の父ちゃん、母ちゃんが口ずさむのがケーン伴奏のモーラム、盛り上がるのもモーラムですね。映画「ルーク・イサーン」で初めて聞いた衝撃のモーラムでしたが、今では虜(病気)です。モーラムの故郷、ラオスのモーラムについてもお教えいただければ幸い・・・

o( - ii - )o

件のケーン・ダーラオ氏の音源・試聴がちょっと見つからないので、コチラの貴重な映像で楽しんでくだされ。。ケーン・ダーラオの音楽とは直接には関係無いでしょうが、イサーン音楽/モーラムのかなりプリミティブな歌と演奏が視聴出来ます。特にアノ、壷を使ったベース音には、やっとカッコだけじゃない本当に音を出している場面を見ることが出来ました。ただ、フィールド・リサーチしているような妙な空気がありますが。。。でも貴重な事には変わり無いでしょう。

http://www.youtube.com/watch?v=M30keu_TZRc

  • 2006/09/18(月) 21:56:40 |
  • URL |
  • komta #-
  • [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://dailyluukthung.blog60.fc2.com/tb.php/168-c9c4bd5f
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。