เดลีลูกทุ่ง*デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung

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ころんのアルバム評~その17 ウィチュダー・ピンダム

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 今回取り上げるのはウィチュダー・ピンダムの「PAPARAZZI」です。ジャケットが綺麗なので思わず買ってしまった一枚です。どう見ても白人の血が入っている顔ですが、ジャケではなかなかの美人に見えます。ジャケットと中身は概して比例しないものですが、本作はどうかと言うと…。
 このアルバム、1曲目は「おや?」と思わせる力があります。短いのですがじわじわと昂揚感をあおる曲で、子供達の声を効果的に使ったりして、アルバムの内容に実に期待を持たせてくれます。「これはもしかしてかなりイケてるのでは?」と思わせてくれますね。ところが2曲目が始まると「あらら?」と肩透かしを食らってしまいます。なんとも脱力させてくれるおマヌケな声で「ぱっぱっぱぱらすぃー」なんて歌うものですから、思わずズッコケてしまいます。2曲目以降はロックっぽいルークトゥンが続くのですが、結局1曲目で抱いた期待は、期待のままで終わってしまいます。自分は一体何を期待していたのだろうと、不思議に思ってしまう作品ですね。
 この人、声も歌い方もポップス歌手のキャット・イングリッシュによく似ているのですが、キャットがルークトゥンを歌ったらこんな感じになるのだろうと思います。歌がうまいなどとは決して申し上げられません。調子っぱずれな素っ頓狂な歌と言ってもいいでしょう。聞く者の全身の力を吸い取ってしまうかのような、筋弛緩剤みたいな歌です。ルークトゥンを歌うよりも、ポップスでも歌っていた方がまだマシなのではないでしょうか?とまあ、こんなことを書いていると、全く聞く価値無しのアルバムのように思われるかもしれません。ところが、です。このとってもマヌケな感じの歌が、何故かジワジワと効いてきて、段々クセになってくるのです。天然な感じのマヌケさが、貴重なものに思えてくるのです。この感覚は、アメリカ最強のガール・バンド、シャッグスに似ているような気がします。
 ただ、シャッグスの場合は、歌もヘッポコなら演奏もヘッポコで、まさに聞くに堪えないシロモノ過ぎて却って凄いという感じでしたが、ウィチュダーの場合は、歌はヘッポコでもバックの音はロックっぽいダイナミックな音作りがかなりしっかりしていて、歌を助けている部分が多々あります。本作の重心の低いサウンド・プロダクションは、実にファンキーで本当にカッコいいですよ。この音作りと彼女の歌は、結構相性が良いようです。音作りと歌の相性という点では(音が歌を助けているという意味で)、音楽性は全く違うものの、カイリー・ミノーグの「フィーヴァー」なんてアルバムを思い起こさせたりもしますね。
 以上、なんだか誉めているのか貶しているのかわからないアルバム評になってしまいましたが、結論を言うと、個人的にはこのアルバム、結構好きですね。本格派のルークトゥン~モーラムファンには決してお薦めできるようなシロモノではありませんが、物好きな方はお試し下さい。もしかしたら、この歌に取り憑かれるかもしれませんよ。
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コメント

アサマー・カハン

おいらも大体ジャケ買いです。
でも、アサマーは全然顔好みじゃないんですが、よく聞いてます。
何がすきなのかなー。
やっぱ声かも知れません。

ウィチュダーは次回タイに行ったときに見つけたら買おうと思ってます。

  • 2006/08/01(火) 12:26:05 |
  • URL |
  • にーの #K.YSh4yM
  • [ 編集]

komtaさん
情報ありがとうございます。なるほど、女優だったんですね。どうりで歌が・・・。タイ語の件ですが、できるだけ入れるようにします。

  • 2006/07/28(金) 18:47:31 |
  • URL |
  • ころん #-
  • [ 編集]

o( - ii - )o

ころんサン、いつも思うのですが、シンラピンの名前をタイ語で入れといてください。一箇所でいいですから。。コピペでいいんです。なぜかというと、それを使って検索すれば、このメァーム・ウィチュダーに関したページが山のように出てきます。それを見ていけば、彼女が本来女優である事は直ぐ判るでしょう。しかも、山ほど出てくる情報なのに彼女の事は表だって書いてないページが多いです。どういう事でしょう?ハイ、彼女、女優と言っても脇役ぽい位置に居るんですね。共演者の名前として沢山出て居て、ソレに検索がヒットすると。。そんな中から彼女の事を表だって紹介しているところが例えば以下です。
http://www.yingthai-mag.com/detail.asp?ytcolumnid=3173&ytissueid=608&ytcolcatid=8&ytauthorid=182
http://www.bangkokbiznews.com/2006/03/28/w005_90170.php?news_id=90170
と言うわけで、プロモーションしている曲が『パパラッシ』=パパラッチになると。。
情報誌には2,3ヶ月前から紹介記事が出ていたのですが、TVでのプロモーションはやっと始まったところ。。どうかなぁ~、と言うところです。
先日、TVのバラエティー番組(チョン7)にアパポーン、インヨン。それにR・Siamのヌン・ラミダーとこのメァーム・ウィチュダーという顔ぶれでミニ・ドラマ風なのをやって居ました。ヌンも本来?女優なので、そういう組み合わせの出演だったのでしょう。ヌンの方はヒロイン的な扱いで、このメァーンのほうはすこしオチャラケたキャラでの出演でした。いつも、そんな役柄が多いんでしょう。

本格派、ルークトゥン・ファンはこの手、見逃さないですよ!女優からのアプローチと言うヤツね。

  • 2006/07/28(金) 16:03:44 |
  • URL |
  • komta #-
  • [ 編集]

にーのさん
コメントありがとうございます。歌手に求めるものは人それぞれですから、にーのさんが「可愛さ」を求めるのは十分理解できます。私も結構ルックスに左右される場合がありますので(基本的にジャケ買いが多いです)。機会があればウィチュダーの歌を聞いてみて下さい。

あと、アサマー・カハーンのアルバム聞きました。かなりイケてますね。私の好きなタイプの歌手です。この人は声がとても良いと思います。

  • 2006/07/28(金) 11:08:16 |
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  • ころん #-
  • [ 編集]

ソフトルクトゥンファンの

おいらがルクトゥン歌手(女性)に求めるもの、それはまず可愛さです。
次に歌のよさなんですが、必ずしもうまいほうがいいとは限りません。
もちろん下手なほうがいいというわけでもないですが。
なんとなく合っていればいいんですよ。
それを味というのかどうか。

常々おいらはアジャリヤは1作目がいいと言っていますが、2作目、3作目と比べると声はまだ出来上がってないし、バラード(と呼んでいいのか?つまりスローな曲です)は歌いこなせてないようにも思えます。
でも一番しっくり来るんですよ。

  • 2006/07/27(木) 21:06:34 |
  • URL |
  • にーの #K.YSh4yM
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