เดลีลูกทุ่ง*デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung

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ころんのアルバム評~その16 プンプアン・ドゥアンチャン

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 今回取り上げるのは、プンプアンの「NANG PAYA LOOK THOONG」です。このアルバム、最近R.SIAMから出たばかりですが、一体いつ頃の音源を編集したものなのかは不明です。ルークトゥンもあれば歌謡曲風の曲もありますが、曲のタイプがどうであれ、やはりプンプアンって凄い歌手だったんだなあと思わせるに十分の作品であると言えるでしょう。
 以前どこかの音楽評論家の方が東南アジアの三大歌姫として、インドネシアのエルフィ・スカエシ、ミャンマーのメースイと並んでこのプンプアンを挙げておられました。メースイは知らないのですが、エルフィと言えば世界最高レベルの歌唱力を誇る名歌手です。そんな歌手と同列に並べて語られるのですから、この話だけでもプンプアンの実力が飛び抜けていることが想像できます。実際に聞いてみると、確かにエルフィと並べてもおかしくない位の実力を備えた、本当に素晴らしい歌手だと思います。軽やかなコブシ回しの中にしっとりとした哀感を込める歌は、歌謡レベルが非常に高い東南アジアの中でもまさに超一級品と言えると思います。彼女が亡くなったのは1992年のことですが、その当時は日本でもワールド・ミュージック・ブームの全盛期で、アジアの歌手も色々と紹介されていました。しかし何故かプンプアンのアルバムが発売されることはありませんでした。これだけ魅力的な歌手が紹介されなかったのは一体何故なのでしょうね?ローカル色が強過ぎるということで敬遠されたのかもしれませんが、プンプアンはしっかりとタイ色を出しながらも、楽々と国境を越えて世界中の人々の耳に訴えかけるだけの魅力と実力を備えた、まさにワールド・ミュージック的な存在だったと言えるでしょう。ルークトゥンなんて知らないし聞いた事も無い、という人でも惹きつけることができる歌手だと思うのですが、こんなに良い歌手を紹介しなかったのは当時の日本のレコード会社の怠慢としか言いようがありません。既に故人となってしまった現在では、さすがにプロモーションは難しいでしょうが、何とかして欲しいものです。
 実はプンプアンのアルバムをちゃんと聞くのはこの作品が初めてです。以前から彼女のアルバムは何枚か持っていたのですが、大物過ぎて聞く気にならないというのが正直なところでした。しかしこのアルバムを聞いてみて認識が変わったと言いますか、やはりきちんと向き合う価値のある歌手なんだということがよくわかりました。今のところは個人的にはプンプアンに対する思い入れは全くありませんが、今後はじっくりと彼女の歌を味わっていきたいと思っています。
 どうでもいい話ですが、このアルバムの11曲目「WORN LOM FAK RUK」って、かに道楽の歌「とーれとれ ぴーちぴち かにりょおりー」そっくりなメロディーが出てきますね。ちなみにこの曲、ワラヌチ・プッタチャートの2枚目のアルバムの1曲目でもあります。
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