เดลีลูกทุ่ง*デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung

タイから日本からルークトゥンのあらゆる情報をお届けします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

คู่บุญ คู่บวช/ไวพจน์ vs ทศพล ・クーブン クーブゥワッチ / ワイペット vs トッサポン


        waipettosapon.jpg


女性歌手が続いたので、男性歌手、それもコレハかなり重いです。
ルークトゥン界の重鎮、ワイポッ・ペッチスパンとトッサポン・ヒムマパーンの2人がまっ正面から向かい合った様なアルバム。うーん。コレは凄く重量感があります。

ワイポットに関しては簡単に済ませられないのでいつか、じっくり書きたいと思いますが、スパンブリー出身のこのワイポットは同県出身の故プムプアンの先輩格。そして後見人てきな存在でもあった。ルークトゥン界のまさに重鎮で現在でもこうしてその燻し銀的な歌で魅了し続けています。一方のトッサポン。前から気になる存在で、ルークトゥン映画『モン・ラック・プレーン・ルークトゥンFM』での、僧侶歌手としたマジなんだかすっ呆けていたのか。。あの演技と本格的な歌とでこれまた魅力溢れる一人です。

この2人がナニをやっているのか。。TVのプロモVを初め見てオドロキです。ナントもボラーン(古い様式)な歌を、お寺の中で座り合い、多分、本来は即興で歌い語るというモノなのではと思えるような事をやっています。まず、ワイペットが唸って一節歌うと、それをすこしあざ笑うように?トッサポンが返していきます。ワイペットの燻し銀的な歌唱をかわす様に、余裕たっぷりなトッサポンの歌は全然負けていません。老横綱と新鋭横綱がガップリ組み合ったままの、手に汗を握るような競演です。

そもそもワイペットのやって来たスタイルもそうですが、トッサポンの方もなんだか普通のルークトゥン歌手の歌の世界とは違うモノを魅せて来ていますが、ここではその本来の持ち味をじっくりと出しています。その違うモノって一体何なのかなと思う訳ですが、こういう時の私のルークトゥンの先生頼み。電話して聞いてみました。判ったような判らないような説明でしたが、確かにトッサポンは普通と違うスタイルの歌手だと。。いう事が判った。。ってこれじゃ何にも理解に進展が無い!それで、もう少し食い下がってみると、やはり仏教関係の音楽/歌があって、そういう方面からの歌手であるそう。なんでも『 クラッ 』という名前の歌/音楽があって、それをやっていた様です。しかし、このトッサポン。現在もう一枚、プロモーションしているアルバムがあって、こちらはポップなダンス・ルークトゥン。と言っても歌い口は何時もと同じですが。その男振りを魅せつける様なつくりになっていて、ホント、良く判らないというか、何でも出来るよという姿が可笑し凄いところです。

当アルバムのプロモ中の『21 ミトゥナー』/3月21日のVは興味深い世界を垣間見せます。場所はお寺にあるな東屋のような所。客も居ます。客と言っても主催はこの客の中に居るとある人物の方でしょう。出家を祝う儀式の時の余興的なものみたいです。確か祭壇のような前でこの2人が座って歌います。バンドは4,5人編成で、その中でサックス・プレイヤーがイイ味だしてリフッたりアドリブを軽くつけたりして、ワン・コードで延々バッキングを付けていきます。リズムは決して走るようなモノではなく、ゆっくり、ゆっくり進んでいきます。面白い事に観客は酒が入っているんでしょう、嬉しそうに踊り出します。踊るようなテンポじゃないですが、実に楽しそうに踊ります。これタイ・ダンスの原型を見るような気にさせます。

多分、このお寺の本堂の方では高僧によるお経とか説教なんかが行われる筈ですが、表の違う場所ではこのような息抜きてきな余興が行われるのでしょう。本堂でのお経に対してみれば、コチラは随分、演歌ポップス的な世界な訳ですが、勿論、普通のルークトゥンなんかよりもっと伝統的な、ボラーンな世界なので、日本人にはとっつきにくいモノでしょう。が、聞いていくうちにトランス状態に入っていくような気分に、唸ります。後で、ナントも脳みそを洗われた様な自分にハッとする。なんか、凄いモノを聞いてしまったようです。

アルバム詳細とサンプル(ホンのさわりだけ)試聴がコチラから。


tosaponotoko.jpg
コチラが同時にプロモ中のルークトゥン・アルバム。詳細とサンプル試聴がコチラから。。
スポンサーサイト

OST สาวน้อยร้อยล้าน/サーオ・ノーイ・ローイ・ラーン

     
             pinkyjac.jpg

               
OST(オリジナル・サウンド・トラック)という事で、TVドラマの挿入歌です。ドラマは『สาวน้อยร้อยล้าน』サーオ・ノーイ・ローイ・ラーンといって、現在、CH7で金土の夜やっています。主演がピンキー・サーウィカー・チャイヤデッチ/สาวิกา ไชยเดช。上のジャケ写の女優です。

ココで取り上げるからにはルークトゥンに関係したドラマなんですが、まだ1度も見ていないので、どんなのモノなのかは判りませんが。。

このサントラを聞いていくと、頭の3,4曲が件の女優、ピンキーが歌っていて、普通に女優が手がけたルークトゥン/ポップスという仕上がりになっています。コノ部分は可もナシ不可もナシという感じなんですが、突然、聞いた事がある歌が流れます。ギフ・ブッサラーの『コーン・ケーン・サテァーン・アップ』。2年ほど前にUPLから出した小ヒットですネ。コノ曲をこのピンキーはなかなか上手くこなしています。オリジナルのギフ自身、半分シロートさんだったので、そう聞こえるのでしょう。で、可笑しいのがそのまま曲が進んでいくと、今度はパメラーの『ボー・デン・サェーラン・ジャイ』が始まり、コノ曲もホンモノ同様に実に上手く再現している。。。と思いきや、555 ホンモノでした。パメラーのオリジナルが使われているんですね。さぁ、その後は有名曲がバンバン出てきて、なんだかこのアルバム、コンピ・アルバムの様な体裁になってきます。パメラー以下の曲を並べてみます。

『ボー・デン・セァーラン・ジャイ』パメラー
『ラック・タット・トーン』ダオ・マユリー
『パー・チェット・ナー・ラー・ジャイ』パメラー
『ナムター・ファー』ジンリートカーオ
『ラック・カム・スット・ターイ』スナリー・ラーチャーシーマー

と以上なんですが。。美味しい所が並んでいます。思えばコレら全部UPLで出したモノ。どっこい生きてるUPLと言う所でしょう。これらドラマの中のどこかで流れ使われるんでしょうが、こういう風に当然、御馴染みの曲が突然、耳に入ってくると実に新鮮な気分で聞こえてきます。

パメラーも復活してきたので(リリースはフォーエースから。。)これはいいタイミングかも。。私としてはジンリートの『ナムター・ファー』のスロー・バージョンが聞ける音盤がまた出来たのでうれしいですし、前に出ていたUPL盤で聞けなかった方には絶好の選曲になりますネ。

と、本来のドラマおよび、このピンキーなる女優さんの事を棚に上げた紹介になってしまいましたので、最後にドラマの番組宣伝用の写真を。。

saonoiroira-n.jpg



アルバム詳細はコチラに。

旧譜探し。。②  อีฟ พันธุ์ทิพ/イーフ・パンティップ・สไบพร พันธุ์เพชร/サバイポン・パンペッチ

            efajac.jpg


 前回の記事の続きで、その他に入手したモノを。。(他にネタは無いのか?ありますが。。ローサックルーナ。)

どなたかこのイーフなる娘の事知っている方はいらっしゃいまするか?英語表記はEVEみたいですが。。私なんぞでも、見覚えがある様な無い様な。。否、無いか。裏ジャケの製作年月日を見るとナント去年の4月に出ています。会社はSS MUSICなるところ。クルンテープはディンデーンにあるマイナーな会社でしょう。アルバム・タイトルは『บ้ญญ้ติรัก』/バンヤッ・ラック。同名の曲も入っていますが、どうやら『สาวพิษณุโลก』/サーオ・ピサヌローク、という曲が少しはヒットしたようです。と言うのも、検索した結果、携帯のリングトーン(着信音)にコノ曲が残って居ました。試聴できるのはどうやらココのみ。当然、リングトーンですから、その極一部だけです。コチラ。音がでかいのでボリューム調整を!
この娘、声が綺麗で歌いまわしもイイ線いってます。『ピサヌローク娘』の他に『コーンケーン娘』というのもありますが、彼女自身はピサヌロークの生まれのようです。ですから、ルークトゥン・イサーンって感じは無いです。無いと言ってもこの時代ですから、イサーン風味は無くは無い。だもんでなかなかにいい仕上がりです。何でこんな娘がたいして売れなかったのか?やはり宣伝力か。。うーん、勿体無いです。でもコノくらいの歌手、履いて捨てるほど居るんでしょう。コレだけの実力を持っているのですから、何とかイーフ・リターンという事が実現しますように!



            sabaaiponjac.jpg


次のこのサバーイポン・パンペッチなる、コチラはイサーン丸出しの歌手です。製作は45年にPGMから出た物です。4年前。先のイーフと較べるとわびしくも味わい深いイサーンな感じが充満しています。歌は途中声がひっくり返りそうになったりしますが、むしろそのくらいのほうがシアン・イサーンな感じがして好感が持てると。モーラム色は全面には余り出ていないですが、隠し味的にあるのでしっかりアノ世界が味わえます。

多分、このアルバムの他にイサーン・コンピ物アルバムに顔を出していそうな気がして来ました。コチラもどなたか、“コンなのに入っていたよ!”という報告をお待ちしています。しょぼいですが当アルバム紹介がありました。曲目だけですが。。コチラ

ビッグ・ネームの他にこのような誰も見向きもしないような歌手のアルバムをこれからも紹介して行きます。全てのルークトゥン/モーラム歌手に敬意をはらって!

อีฟ พันธุ์ทิพ
สไบพร พันธุ์เพชร

旧譜探し。。。① พุ่มพวง ดวงจันทร์/プムプアン・ドゥワンチャン

用事を済ませた帰りの夕方、行き付けのムウ2CD屋に立ち寄ってみた。以前にも書いたかな?発売されて4,5年たったモノは何時まで待ったって普通のCD屋には出回る事はまずアリエナイ。この国で国産音楽CDが出回るようになったのは西暦の1990年前半頃とされていて、今から10数年前の事。それ以前はカセット・テープが主流であり、CDが出回る様になっても、一般的にはカセットがまだまだ売れ筋であった事は容易に想像出来る。LPは?プムプアンの命日に例のプムプアン寺で見た、彼女のLP。なんか妙に感慨深いものを感じたのですが。。多分、LPが良く出回っていた頃は、一般庶民の家庭でいわゆるステレオ機器はまだまだ高嶺の花だったんじゃないでしょうか。ポータブルのレコード・プレイヤーの存在はどうだったのか。。在ったとは思えますが、LP自体が高嶺の花であれば当然の様に一般的なものではなかったでしょう。庶民はナニを媒体として音楽を享受していたのか。。ウッタユー(ラジヲ)でしょう。

話が何処へ行くのか。。この日に手にした中古CD挙げて行きましょう。

            Qpumpuanjac.jpg


今現在プムプアンのCDを手に入れるという事は、編集されたモノを手にするという事になることが殆どだと思いますが、毎年、彼女の命日の前ごろに数社から編集アルバムが出ます。今年も3種類くらい出ましたか。そうやって毎年、プムプアンのルアム・ヒット集が増えていくわけですが、そうなると製作/録音年代を超えた(ゴチャ混ぜな)モノになることが多く、まぁ彼女の全体を見渡せてイイともなりますが、おおまかであっても、ディスコ・グラフィー的に彼女の事を捕らえたい向きには、うーんとなる事が多い。。否、神経質に全録音順に並べた集大成てきなモノじゃ無くていいんです。ハナからそんな事無理だと思うし、出てもこの国じゃ売れないんじゃないでしょうか。。だから、自分で手持ちのものをシコシコ並べ替えたりしているのですが。。乞協力者!ですね。。

さて、このアルバムを手にした時は、思わずオリジナルLPの復刻CDかと思えるようなジャケ写!更にこれタイ語が出てなければ、テレサ・テンのか?と思える位です。ウワァッ古ソーというブツです。裏を見ると43年と出ていますから、勿論、コレが出た時はプムプアン没後の事。CDとしては8年前のものです。聞けば勿論、古さ満開の曲の数々。ただもっと古い録音物はあるでしょう。ここで曲目だけでもスキャンしたので貼って置きます。

songnamepum.jpg
クリックして拡大です。

読みにくいかも知れませんが、皆さん手持ちの古い彼女の録音物と照らし合わせて、何か見つかったら教えてください。気長に待ちますので。。

1曲、興味深い曲を見つけました。5曲目に入っている、上のスキャンした曲名だと『อย่าหลอกฉันเลย』/ヤー・ローク・チャン・ルーイとなっていますが、歌詞を聞いているとこの曲名と違うのかも知れ無いですが。。それは兎も角、「~~チューン・パイ・ティアオ・ダイマルー~~」と歌われています。他にも何回もこの「ダイマルー」と歌われていて、どうやらこの曲、あの百貨店大丸の事を歌っている様です。歌っていると言うか、もしかしたら大丸の店内音楽に使われた様なシロモノかも?と想像も出来ます。まさに古き良き時代だった訳です。。

続けて、残りのブツも並べ出そうかと思いましたが、やはり長くなるので止めます。また!

ころんのアルバム評~その17 ウィチュダー・ピンダム

wichuda1.jpg


 今回取り上げるのはウィチュダー・ピンダムの「PAPARAZZI」です。ジャケットが綺麗なので思わず買ってしまった一枚です。どう見ても白人の血が入っている顔ですが、ジャケではなかなかの美人に見えます。ジャケットと中身は概して比例しないものですが、本作はどうかと言うと…。
 このアルバム、1曲目は「おや?」と思わせる力があります。短いのですがじわじわと昂揚感をあおる曲で、子供達の声を効果的に使ったりして、アルバムの内容に実に期待を持たせてくれます。「これはもしかしてかなりイケてるのでは?」と思わせてくれますね。ところが2曲目が始まると「あらら?」と肩透かしを食らってしまいます。なんとも脱力させてくれるおマヌケな声で「ぱっぱっぱぱらすぃー」なんて歌うものですから、思わずズッコケてしまいます。2曲目以降はロックっぽいルークトゥンが続くのですが、結局1曲目で抱いた期待は、期待のままで終わってしまいます。自分は一体何を期待していたのだろうと、不思議に思ってしまう作品ですね。
 この人、声も歌い方もポップス歌手のキャット・イングリッシュによく似ているのですが、キャットがルークトゥンを歌ったらこんな感じになるのだろうと思います。歌がうまいなどとは決して申し上げられません。調子っぱずれな素っ頓狂な歌と言ってもいいでしょう。聞く者の全身の力を吸い取ってしまうかのような、筋弛緩剤みたいな歌です。ルークトゥンを歌うよりも、ポップスでも歌っていた方がまだマシなのではないでしょうか?とまあ、こんなことを書いていると、全く聞く価値無しのアルバムのように思われるかもしれません。ところが、です。このとってもマヌケな感じの歌が、何故かジワジワと効いてきて、段々クセになってくるのです。天然な感じのマヌケさが、貴重なものに思えてくるのです。この感覚は、アメリカ最強のガール・バンド、シャッグスに似ているような気がします。
 ただ、シャッグスの場合は、歌もヘッポコなら演奏もヘッポコで、まさに聞くに堪えないシロモノ過ぎて却って凄いという感じでしたが、ウィチュダーの場合は、歌はヘッポコでもバックの音はロックっぽいダイナミックな音作りがかなりしっかりしていて、歌を助けている部分が多々あります。本作の重心の低いサウンド・プロダクションは、実にファンキーで本当にカッコいいですよ。この音作りと彼女の歌は、結構相性が良いようです。音作りと歌の相性という点では(音が歌を助けているという意味で)、音楽性は全く違うものの、カイリー・ミノーグの「フィーヴァー」なんてアルバムを思い起こさせたりもしますね。
 以上、なんだか誉めているのか貶しているのかわからないアルバム評になってしまいましたが、結論を言うと、個人的にはこのアルバム、結構好きですね。本格派のルークトゥン~モーラムファンには決してお薦めできるようなシロモノではありませんが、物好きな方はお試し下さい。もしかしたら、この歌に取り憑かれるかもしれませんよ。

ころんのアルバム評~その16 プンプアン・ドゥアンチャン

pumpuan03.jpg


 今回取り上げるのは、プンプアンの「NANG PAYA LOOK THOONG」です。このアルバム、最近R.SIAMから出たばかりですが、一体いつ頃の音源を編集したものなのかは不明です。ルークトゥンもあれば歌謡曲風の曲もありますが、曲のタイプがどうであれ、やはりプンプアンって凄い歌手だったんだなあと思わせるに十分の作品であると言えるでしょう。
 以前どこかの音楽評論家の方が東南アジアの三大歌姫として、インドネシアのエルフィ・スカエシ、ミャンマーのメースイと並んでこのプンプアンを挙げておられました。メースイは知らないのですが、エルフィと言えば世界最高レベルの歌唱力を誇る名歌手です。そんな歌手と同列に並べて語られるのですから、この話だけでもプンプアンの実力が飛び抜けていることが想像できます。実際に聞いてみると、確かにエルフィと並べてもおかしくない位の実力を備えた、本当に素晴らしい歌手だと思います。軽やかなコブシ回しの中にしっとりとした哀感を込める歌は、歌謡レベルが非常に高い東南アジアの中でもまさに超一級品と言えると思います。彼女が亡くなったのは1992年のことですが、その当時は日本でもワールド・ミュージック・ブームの全盛期で、アジアの歌手も色々と紹介されていました。しかし何故かプンプアンのアルバムが発売されることはありませんでした。これだけ魅力的な歌手が紹介されなかったのは一体何故なのでしょうね?ローカル色が強過ぎるということで敬遠されたのかもしれませんが、プンプアンはしっかりとタイ色を出しながらも、楽々と国境を越えて世界中の人々の耳に訴えかけるだけの魅力と実力を備えた、まさにワールド・ミュージック的な存在だったと言えるでしょう。ルークトゥンなんて知らないし聞いた事も無い、という人でも惹きつけることができる歌手だと思うのですが、こんなに良い歌手を紹介しなかったのは当時の日本のレコード会社の怠慢としか言いようがありません。既に故人となってしまった現在では、さすがにプロモーションは難しいでしょうが、何とかして欲しいものです。
 実はプンプアンのアルバムをちゃんと聞くのはこの作品が初めてです。以前から彼女のアルバムは何枚か持っていたのですが、大物過ぎて聞く気にならないというのが正直なところでした。しかしこのアルバムを聞いてみて認識が変わったと言いますか、やはりきちんと向き合う価値のある歌手なんだということがよくわかりました。今のところは個人的にはプンプアンに対する思い入れは全くありませんが、今後はじっくりと彼女の歌を味わっていきたいと思っています。
 どうでもいい話ですが、このアルバムの11曲目「WORN LOM FAK RUK」って、かに道楽の歌「とーれとれ ぴーちぴち かにりょおりー」そっくりなメロディーが出てきますね。ちなみにこの曲、ワラヌチ・プッタチャートの2枚目のアルバムの1曲目でもあります。

私の好きなチャウィワンのこの一枚③・・・シライ

         

              image001.gif.jpg



 1998年アパポーンのビデオの書き取り勉強に飽きだした頃、タイ語の先生がタイ語のディクテーションをするので、適当なテープを買って来てよとなりました。そこで、プラカノンに有った今は無き大丸にテープを買いに行きました。何階だったか忘れましたが、そこのレコード店の人の良さそうなおばさんが、サヌクック、サバーイのテープだと薦められて買ったのがチャウィワンのアムラートゥンルアントーンです。

このテープ、とんでもないテープでした。(タイ人で思い込みが激しく、自分の気に入った物は、誰でも気に入ると思っていること多くありませんか)写真からしてあまり若い声を期待していなかったのですが、ドスの利いた低い声で オーオ、オーイ・・・・

フーウエーエ・・・・・ラナ、・・・の部分にタイ語の早口言葉?ではなくて、語りなのか歌なのかがとんでもなく早口で語られました。それも、ケーンの独奏だけなんですね。しばらく考え込んでから、2曲目を聴いてのですが、ケーンの独奏で始まり、オーオ、オーイ・・・・ほとんど同じ感じでした。これをディクテーションするなんてとんでもないと思いました。

 タイ語の先生曰く、普通日本人にテープを買って来るよう注文するとトンチャイかタタヤン、それに、二コールが多いんですがね。シライさんは変わっていると呆れ返られました。私が選んだのではないと説明しても、ただ笑うだけでした。

 しかし、何回も聴き、歌詞を書いていくと聴き慣れてチャウィワンのすごさが感じられるのですよ。すごい歌手だと思います。タイ語でA4二枚にも及ぶ歌詞ですが。また、ケーンの独奏とチャウィワンの歌の繊細な絡み合いも楽しいです。現在、チャウィワンのVCDはJKCからオムタモーラム(2001年)、アムラートゥンルアントーン(2003年)、クルンタイからイサーンキアオ(2005年)と3枚は出ていますので、一度騙されたと思って聴いて下さい。これらのVCDはテープから起したと思われ、本人は出て来ません。実際に歌っている姿を一度見たいと思っているのですが、大変残念です。お薦めは今回取り上げたアムラー・・・です。後半では、お笑い調子の歌も出現して、芸の幅広さを実感させられます。

 タイのモーラムの世界に迷い込んだのが、チャウィワンだったのは、大変良かったと今は思っております。初めに聴いた時の、衝撃度は大きいですが、慣れると心地よいし、古き良き時代を追経験できます。拒否反応が出なかったのが、幸いでした。

「質問箱」

 ルークトゥンに関して知りたい事があればコチラのコメント欄にお書き下さい。判る範囲でお応えします。。と言うか、判る糸口を提供できるかと思います。応えに関して皆さんのご協力も同時にお願いいたします。

น้องอายส์ ศศิตา/ノーン・アーイ

           
            eyemid.jpg


 少し前からR・SiamのHPを見ているんですが、更新状況が著しいです。特にニュース関連は2,3日に1回はされています。勿論タイ語ですが、写真を見ているだけで何かがあってどんな歌手が参加した位は判るんじゃないでしょうか。。

そしてこの所、新人のデビューも何人か見られたりしてR・Siamは動きが活発です。男性歌手は新人のウィウとアルバム2枚目のバン(プ)が注目ですが、この辺はhanaさんにお任せするとして、ココではノーン・アーイの紹介を。。。

アルバム『ตาหวาน 』/ターワーン。既にTVでのプロモーションが始まって1週間位過ぎたでしょうか、御馴染みのネットCD販売サイトにも並びそろい、サンプル試聴も出来るようになりました。この娘、上の写真を見て幾つ位に見えますか?なんとマタヨン4(日本式に言うと高校1年生)って15歳?でしょ!15歳と言えば、先に騒いだバー・ゲーサヤーも15歳です。最近のこの国の子供は発育がイイという証でしょう。まぁ、化粧でかなり作っているんでしょうが。。。サンプル試聴しただけですが、かなり才能はありそうです。R・Siamにはガーラケートという歌の上手い子も居ますし、若手育成に目をつけているようですね。このノーンアーイも素人コンテストでカップを取ったりして、会社のお目に留まったと出ています。出身はカンヂャナブリー。

日本ではこのような若くてピチピチしている子じゃないと聞く気が起きないという御仁が多いみたいですから、そういう向きには宜しいんじゃないでしょうか。ご愛顧お願い致します。

最初のプロモ曲は、景気つけのポップなダンス・ルークトゥンですが、直ぐに聞かせるスローなルークトゥンが街に流れ出すでしょう。シッカリとしたルークトゥン聞かせてくれます。女優さんのアルバイトとは違いますから。。

試聴はまだサンプル試聴ですが充分ででょう。コチラコチラ
本家R・Siamにアルバム詳細が出ています。試聴ドゥアイ!コチラ。それとプロモ中の曲のVがコチラで。


nongeyejjac.jpg


น้องอายส์ ศศิตา

ルークトゥン歌手の肖像③・・ブンチュウ・ブアパーング

       bunchuu1.jpg
      何時見てもイイ顔してます。

 当Blogの隅っこで密かに盛り上がっているこのブンチュウー・ブアパーング。ナンで盛り上がっているのかと言うともう一人、ブンチュアイ・ブアパーングという歌手の存在が在って、果たしてこの2人はナンなのか?ナームサグン(苗字)が同じだから兄弟か?という読みが出来る訳ですが、どうも良く判らない。。。コノ手の話題はよっぽどこの2人に近しい人に聞かない限り、大抵は適当な事しか、もしくは“マイ・ルー・ムアンカン”という返事しか帰ってこないモンです。気になり始めるとなんともハッきりさせたい性分で、イロイロ探ってみたんです。。。で、すこし進展したかなと。。。

bunchuu_000000.jpg

 なる曲で。。。

bunchuu_000002.jpg

このように件の2人が仲良く歌っているんですが、どうも兄弟と言うよりは、とても近しい友人みたいな感じです。歌詞の中に「ピー・ノーン」という言葉は出てこなく、出てくるのは「プアン」だけです。判ったのは以上なんですが、本当の正解はもう少し時間が掛るかも。。555

Scan0018.jpg

2545年製作のこのアルバム、ブンチュウ一流のモーラムが満載です!

当Blog内関連記事情報はコチラのコメント欄です。それと“秘密の屋根裏”コチラにも。。

บุญชู บัวผาง
บุญช่วย บัวผาง

ころんのアルバム評~その15 スーパー・コヨーテ

SUPER1.jpg


 今回はR.SIAMレーベルから出ているスーパー・コヨーテの「BIG HIT NON-STOP」を取り上げます。実はこれ、ジャケ買いしたアルバムです。ジャケットに写っている女の子五人組のグループだと思って買ってしまったのですが、CDを再生してビックリ。突然男の歌声が聞こえてくるじゃありませんか!一瞬「騙された!」と思いましたが、しかしそんなことを考えるヒマも無く、強烈な音にぶっ飛ばされてしまいました。
 内容的にはノン・ストップ・メドレーの怒涛のディスコ・モーラム&ルークトゥン攻撃です。しかしその音のパワーが半端じゃありません。ほとんど暴力的なまでの激烈なエレクトロ・サウンドの洪水なのです。闇雲に突き進むこの猛烈なヤケクソパワーは一体何なのでしょう?アメリカにトレント・レズナー(ナイン・インチ・ネイルズ)という暴力的なエレクトロ・ロックを作る人がいますが、このスーパー・コヨーテはそれよりも遥かに凶暴で凄まじいパワーを持っています。まさに驚愕のトランス・ミュージックですね。ヤケクソなパワーという点では、ラシッド・タハの「テキトワ」なんてアルバムを思い出したりもします。これに比肩し得るパワーを持っているのは、コンゴのコノノNO.1なんかのコンゴトロニクスの連中ぐらいではないでしょうか?
 とにかく音があまりに強烈ですので、歌は飾り程度の存在にしか聞こえないかもしれません。男性歌手の曲も女性歌手の曲もありますが、よく聞けばなかなか良い歌手が多いです。このスーパー・コヨーテというグループ、一体どういう素性の連中なのかはわかりませんが、よくよく聞いていると、どうも実態のあるグループではないようです。このアルバムはR.SIAM所属の歌手の歌を電化処理しまくって強引にメドレーに仕立て上げた、単なる企画物のリミックス・アルバムではないかと思います。ベースがR.SIAMの歌手の曲であれば、良い歌手が多いのも当然でしょう。個人的に大好きなイン・ティッチガーンの曲も入っていますし、音も歌も楽しめる、非常に強力なお得盤ですね。
 好き嫌いはハッキリと分かれる音だとは思いますが、アナーキーな音がお好きな方にはたまらない逸品となるでしょう。ナイン・インチ・ネイルズ好きはもちろんのこと、ジャー・ウォブルがいた頃のPILであるとか、アンドリュー・ワイスがいた頃の大蛇がのたくっているようなサウンドを出していたロリンズ・バンドとかがお好きな方にもお薦めしたいですね。他にレゲエのダブ好きにもいいかもしれません。あと、パラパラに使うことも可能です。まあ、このアルバムは真面目なアジア歌謡ファンとかタイ歌謡ファン向けではないのは間違いないですね。このブログをご覧の方々の中にロックだのダブだのをお聞きの方はいらっしゃらないとは思いますが、こういうのもたまにはいいかもしれませんよ。どうでもいいですが、ナターシャ・アトラスがぶちキレたらこんな感じになるかもしれないなんて思ったりして…。

VCD・ส่งใจมาใกล้ชิด・ต่าย อรทัย /ソン・ヂャイ・マー・クライ・チット/ターイ・オラタイ

sonjaijac.jpg
裏ジャケ写より

 ターイ・オラタイの新譜VCD(チュッティー4)が出ました。
3枚目の紹介から10ヶ月くらいですか?早いですね。ターイの歌はあえてCDとか掛けなくても、街に、TV,FMにと流れて来るので購入時に1、2回ざっと聞けば後はそのままという事が多いです。流行り歌は自分から聞こうとすると、面白くない事が多いですネ。しかし、そうなると会社がプローモーションしてくる曲を耳にする事が多くなるのは致し方ないところ。。その曲で世に問おうとしてくるのですから、その曲をしかと受け止めるのが正しい。今回の第一プロモーション曲は6曲目の『クー・ハック・ルー・ボ』ですが、多分この次の第2プロモーション曲が勝負でしょう。いつも、そうだから。。多分、3曲目の『ボーク・ジャイ・ヤンガイ・ディー』で来るかと思いますが。。この曲は強烈な切なさを撒き散らします。もし、最近辛い事でもあったなら聞かないほうがいいかもしれません。心に強く焼き付いて、時間が経っても聞くたびにその頃の辛さが蘇るというアレですから。。イイ曲の証ですが。
只、残念なのが遂にVのミニ・ドラマ仕立ての中でのターイの出演が無くなってしまったという事です。うーん。好きだったのにVの中で演ずるターイって。。

私の好きなジンタラー この2枚・・・シライ②

jintra2.jpg
左がルアム・ヒット集、右がライブ盤


 私が初めてジンタラーのCDを買ったのは、1999年の暮れ、チュット2(1999年9月発売)です。巷で流行っていたのでしょう。エカマイとペブリーとの交差点の食べ物屋で、ナムターサオワリンが聞こえてきました。物悲しい歌で、傑作でしょう。ラオの歌がオリジナルのようですが。レコード店で、店員と色々話して苦労して買いました。そもそもタイトル不明でしたので。後で買ったのが、CDと分かり、がっくりしましたが。この時は、CDとVCDの差を認識しておりませんでした。ジンタラーの歌は高音が非常に綺麗で、ゆったりぎみのリズムなのですが、何かエロっぽい感じがして好きです。ビブラートと歌唱力には、若干疑問符が付くかもしれませんが。

その後、VCD版を見ると、ウボンのローソク祭りを背景にしているようです。この頃はまだまだタイ旅行に明け暮れていた時期で、レヌカーのツアー(知る人は知る割高でオタク要素のあるツアーです。嫌いな人は嫌い、好きな人は嵌る)で旗持ちも兼?ながら参加していました。ローソク祭りの雰囲気を思い出しながら、涙を溜めて??聴き入っていました。
ジンタラーも1997年頃グラミーからマスターテープへ移籍して、2年後の(大?)ヒットですから、一安心したかもしれませんね。移籍事情は知りませんが。5年後にグラミーを代表するトンチャイから声が掛かったのだから、そんなに拗れた移籍ではなかったのかな???(追われたと言う情報もありますが)

VCD版は先に挙げたベスト版で、タイでは現在でも、店頭に並んでおります。この中に、ワーンプアンキアンチョットマイとサオイサーンプラットチンが含まれており、若い頃のジンタラーを見ることが出来ます。ワーンプアン・・・は1990年頃?発売のアルバム2、サオイサーン・・・は1995年頃発売のアルバム9に入っている歌で、初期のジンタラーの傑作と思います。2514年3月12日(1971年)生まれですので、発売時期では、19歳?と24歳?くらいですか。VCDには、もっと若い?のではと思われる姿と相応の歳と思われる姿が見られるのですが、皆さんの意見を聞きたいところです。(発売日はアルバム8を持っていて、それが1995年9月発売なのと、黄金の14年のアルバム発売が2002年からデビューは1989年と推測しました)

ジンタラーは2000年頃もコンサート巡業を行っておりました。私が見たのは、プラカノンとサムトプラカンの鰐園(古い工場は鰐園から土地を買って建てたのと、毎年鰐園の従業員をサッカーの試合をしてから、修羅場の宴会をしております)ですが。若手の売れていない歌手、お笑いがあり、最後にジンタラーが十数曲歌って終わりと言う構成は変わりありません。しかし、今回、2枚目のアルバムにコンサートアルバムを入れたのは、トンチャイのコンサートに参加してから、ジンタラーの歌構成が大きく変わっていて、驚いたからです。トンチャイの歌は華やかなのでしょうか。モーラムからもルークトゥンからもややずれておりますが、ジンタラーにとっては最大のヒット曲で、コンサートの雰囲気も変わりました。それに、弟とのデュエットも息が合っており、幅が出たと思います。私はテンモージンタラーが一番好きですが。それで、よくスイカを食べております??それと、グラミーの化粧技術を盗んだのか、非常に美しく変身したと驚きました。最近のアルバムは、やや行き過ぎの感がありますが、このカマトトぶりも大好きです。

最後に、私のCD装置でMP3も聴くことが出来ることが分かりました、以前に買ったMP3版を良く聴いております。一番古いMP3はグラミー時代のアルバムも一部カバーしており、若い頃のジンタラーの歌声を楽しんでおります。何回聴いても飽きません。若干気になっているのは、ディーさんの紹介のあったサイトのアルバム写真と微妙に写真が違います。テープとCDの違いによるカバー写真の違いかもしれませんが。

หมอลำแด๊นซ์ซิ่ง-บานเย็น รากแก่น・อังคนางค์ คุณไชย ・ปฤษณา วงศ์ศิริ /モーラム・デァーンシング-バーンイェン・アンカナング・プリッサナー

raatinimoram3_000000.jpg

raatinimoram3_000002.jpg
この衣装からして。。
raatinimoram3_000003.jpg
バーンイェンのこの表情、ナンでしょう!


うーん。。この物件には唸ってしましまいます。手元にこれ以外にも沢山の引っ張り出すべきアルバムが山のようにアルというのに、何でまたこのブツを取り上げるのか、自分でも理解不能です。

モーラムの女王、バーンイェン・ラークゲァーン、マニア好みのアンカナーング・クンチャイ、バーイェンと組んで何枚かモーラムをやって来たプリッサナー・ウォンシリ、この3人のラーチニ・モーラムによるナンとディスコ・ノンストップ(3チャー)アルバムの紹介を致します。アルバム・タイトルは『モーラム・デァーンシング』。

まったくのモーラム度ゼロというモノでは無いです。曲の後半になるとチャンとモーラムで良くやるラップみたいな部分はちゃんと付いていて、そこだけ聞けば、あ~モーラムですねとなる事はなるし、ナンと言っても名うてのラーチニーですから、その部分は生半可なものじゃ無いですが、否、何を言おうとですねぇ~、どこかで聞いたようなインターナショナルなディスコ・ナンバー(確かアース?そしてそしてアノ日本では石井明美で有名な“ランバタ”なんぞを)やってくれています。先日記事にしたホントーング・ダーオウドーンの時にバーンイェンのモーラムには格式が在って。。と言ったばかりなのに、なんでしょコレは。。。いやホントに555です。

この3人の御ネー様は普段はもう動かし難いモーラムの伝統の中に居座って居られるので、その完成度からしてもう硬く硬くアノ世界に根を張ってますヨネ。しかしここでは衣装も良く居るカフェーのお姉さま方と同じ様なドレス!でディスコ・リズムに体を預けて!歌い踊っておられます!!!まぁ、勿論、余興なんでしょうが、そのあまりの落差になんだか気持ちが可笑しくなりそうです。

只、只、凄く興味深いのが、例えばバーンイェンという女性の普段の顔がもう溢れんばかりに見て取れる事です。先も言いましたが、普段はあのモーラムの伝統の中の顔しか見せないですよね、それがココではまったくの普段着?(あのモーラムの世界からすればコレはまったく持って普段着と言えるんじゃないでしょうか。。)のバーンイェンがココにいます。あー。バーンイェンも普通の方なんだと。ちょっと安心できるような、うーん、否、やっぱり変ですね、コレ。でもウレシイと自分でも何言ってるのか。。。

どうかネットCD販売でこのブツ注文なんかしないで下さいね。もっとチャンとした正規品をお買い求め下さるよう、くれぐれも申し上げます。

ご購入は以下で。。否、違ったアルバム情報はコチラから・

ratinimoramu3.jpg


หมอลำแด๊นซ์ซิ่ง
บานเย็น รากแก่น
อังคนางค์ คุณไชย
ปฤษณา วงศ์ศิริ

新ライターと新カテゴリーが。。

この下の記事2件。

毎度、こまめなコメントをつけて下さっている、シライさんが新たにライターとして参加されました。暇をみて記事を送ってくれる事でしょう。ベテラン女性歌手への記事と思い出が期待できるでしょう。

そして、御馴染みのhanaさんが新たなカテゴリーをぶち上げました!hanaの「イケメンルークトゥン歌手10人丸かじり」こちらも楽しい記事が期待できます。

お2人に励ましのコメントを付けて、その気にさせてやって下さい。宜しく!
                komta

hanaの「イケメンルークトゥン歌手10人丸かじり」① ビウ・ポンピパット

      viewvcd5.jpg


今回のシリーズは、ズバリ「イケメンルークトゥン歌手10人丸かじり」ということで、ワタクシhanaが気になっている南国のイケてる演歌歌手たちを、順番にピックアップしていこうという企画です。もちろん顔だけじゃなく、歌やパフォーマンス、PVについても深く掘り下げていきたいと思っています。イケメンしか取り上げない!ってことはありませんよ。あくまで私の個人的主観、私が「むふふ♪」と感じた歌手について、思うまま自由に書き綴っていきたいと思っています。とはいえ当方、日本在住ですのでなにぶんにも情報量は限られてしまいます・・・そのへんのことも踏まえ、みなさんで楽しく語り合っていければいいなぁと思っておりますので、どうぞお付き合いくださいませ。 さて記念すべき第1回目・・・誰にしようか非常に迷ったのですが、やっぱりココは私がルークトゥンの世界にハマるきっかけとなったイケメン歌手、ビウ・ポンピパットについて書きたいと思います。本ブログ「デイリールークトゥン」をはじめ、その前身でもある「バンコク音楽日記」でもたびたび取り上げられており、みなさんにはすっかりおなじみのビウ・・・1984年生まれの22歳。お肌もスベスベ、若いわりに落ち着いたものごしと、まだまだこれから伸びていくであろう表現力豊かな歌いっぷりが今後を期待させますね。現在までにソロアルバムが1枚、グラミー10周年記念アルバムでも1曲歌っていますね。そのほか『ルークトゥンスーパーヒット4』にも1曲収録されていますし、「The Star」での企画アルバムではなんとタイの国民的アイドル、トンチャイのカバーを。なのでコンピアルバム等をよく購入される方には、多少知名度があるかもしれません。 彼はもともと、人気オーディション番組「The Star」の初期メンバー。同期の出世頭はNJのふたりですね。公式サイトで当時の映像を見ることができたのですが(http://www.mcot.net/thestar3/main.php以前は『過去のThe Star』コーナーがあったのですが、今はありません)・・・審査員の前で緊張気味に歌う様子、そしてインタビューでははみかみながら「ずっと歌手になりたくて・・・」と目をキラキラさせて語る姿・・・もうたまりませんねぇ。2004年のデビューアルバム「ナックリアンラン(グ)ホン(グ)」では白いスーツに身を包み、やや濃い目のメイク、ばっちりきまったヘアスタイルで流し目ぎみに歌う姿もイイんですけど、番組当時の初々しい感じも素敵です。あれから2年・・・今はもうちょっと大人っぽい感じでしょうか。 そしてこのデビューアルバムですが・・・PVがどれもなかなか良いのです。ドラマの主題歌にもなった「レンソーンハータムマイ」では、露出度の高いオネエサンを従え、笑顔でダンスナンバーを歌っていますし、別のVでは本人が俳優役を演じているシーンも・・・。この演技もなかなか初々しくてよろしい。歌はわりと堂々としているのに対し、演技力、というか、「見られている」意識がやや薄い感じに好感度大です。照れがあるんですよね・・・。見てるほうがちょっと恥ずかしくなってきてしまいます。ルークトゥン歌手って、出世していくに従って本人が俳優として出演するVが減っていくように思うのですが、ビウの場合は、今後もどんどん出演してもらいたいものですね。なにせ外見はタイの女性にもかなり好まれるタイプですし。 欲をいうならば、まだ若い彼には荷が重いかもしれないですがもう少し強い個性があってもいいと思います。今はまだ、与えられた曲をそれなりに巧く歌いこなすだけですが、もっと「ビウの歌はここがツボ!」というものがあって欲しい。抜きどころ、聴かせどころはちゃんと表現できていると思うので、あとはそこに自分らしい色をつける・・・出入りの激しいルークトゥン界では、この「色」が明暗を分けます。最近ではkomtaさんが「パタヤ・ミュージックフェスティバル2006」でステージを鑑賞されたそうですが・・・在日の私にはなかなか今現在の彼の様子を知ることが出来ないのが残念でたまりません。そろそろ新曲が聴きたいですねぇ・・・。これからじっくりといろいろな経験を積んで、酸いも甘いも噛み分けた大人のルークトゥン歌手へと成長していって欲しいものです。 試聴サイトはコチラから。

ビウの当blog関連記事はコチラコチラに。。

บิว พงศ์พิพัฒน์

私の好きなアパポーンのこの一枚・・・シライ①

apapon_000003.jpg

qapapornjac.jpg
オリジナル・カセットのジャケ。左が「チョープマイ」右が「ルークレオカ」


 私がタイに赴任したのは、1997年9月末でした。この時流行っていた歌がどういう分けかルークレオカ。オカマショーか宝塚歌劇から出てきたような感じでタイの歌とはこんなものなのだとびっくりした記憶があります。(とんでもなく偏ったタイの歌への印象です。すみません。そのまま、間違った印象のまま、タイの歌に嵌ってしまっていますが。)

このころは、まじめにタイ語を勉強しており、文字が分かり辞書が引けるようになったので、歌のビデオでも買おうと初めて買ったのでが、アパポーンの10枚目のアルバム「チョープマイ」です。このビデオを選んだのは、5時30頃のテレビで宣伝をしていたからです。それに、水曜日22時15分?からのサマーコムチョムダオに出演した時の印象が強烈だったことによります。よくも8枚も売れないアルバムを出し続けたと感心しました。そして、ルークレオカの大ヒットで、ルークトゥンドリームの実現者ですね。

チョープマイですが、この歌はタイ語初心者には難物でした。ビデオですので、タイ語字幕が出るのですが、文字が小さい。残念ながらローマ字字幕はない。イサーン方言が多くて、辞書を引いても出てこない。泥沼状態の選択でした。歌のテンポは軽快でポンポコポンポコリズムは心地良いので、何回聴いても飽きません。しかし、何回聴いてもよく分からない。タイ語の先生に添削してもらい、唖然とした記憶があります。(このタイ語の先生、英語も日本語もほとんど出来ませんでした。どうやって、タイ語を習ったのでしょうか。不思議です。)

ダンサーはオカマかと思える振る舞い容姿ですが、たぶん女性でしょう。このコミカルさと衣装の派手さがアパポーンの特徴の一つでしょう。ゆっくりした歌も上手ですが。当時のアパポーンはまだ若くお色気も充分ありました。スリーサイズは・・・と歌っても似合っていました。2512年7月29日(1969年)生まれですので、29歳、女ざかりですか。

アルバム全体では、残念ながら同じような曲が続いたと思います。バックダンサー衣装は派手派手ですが。海岸での撮影では、ダンサーの一人の衣装が一部落ちたのにそのまま撮影されていました。ムムム、何ていい加減なんだと思いましたが、その後のタイ生活でこれが日常茶飯事なんだと実感しました。

アパポーンのアルバムと言えば、出世作のルークレオカかモン・ラック・ルークトゥンFMのキャッチフレーズになったアロン・シアかでしょうが、私にとっては以上の理由でチョープマイです。

今回の2回目の赴任では、まだ、アパポーンのコンサートを見ておりませんが、2000年頃のダイナミック且つ楽しいコンサートを続けていてくれることを祈っております。

今年は、ジンタラー、シリポン、アパポーンの追っかけでもやりたいなーと考えております。ジンタラー、シリポンはHPで公演予定が分かるのですが、アパポーンの公演予定が分かる方法誰か知りませんか。分かる方、教えて下さい。

追加情報。。
オリジナル盤はとうに入手不可でしょう。手ごろなルアム・ヒット集(2枚セット24曲入り)にこの「チョープマイ」も「ルークレオカ」も「アーロム・シア」も全部入っています。詳細はコチラ

wdc.jpg


最後に試聴サイトですが、残念ながら「チョープマイ」は無いみたいです。が、御馴染みの365jukeboxにアパポーンの他の曲が試聴出来ます。
コチラの検索欄にอาภาพร นครสวรรค์コレをコピペすると出てきます。内容は以下の曲です。
เพลง : ไม่รักป๋า-รักหมาที่ไหน
อัลบั้ม : สะใภ้ไฮโซ

เพลง : ฉันกลัวหลักสี่
อัลบั้ม : หวานเจี๊ยบ

เพลง : อารมณ์เสีย
อัลบั้ม : เปรี้ยวจี๋

เพลง : กะเทยท้อง

เพลง : Give It All You Got
ศิลปิน : SAME SAME Feat. อาภาพร นครสวรรค์
Sound Track : VOICES FROM THE FIFA WORLD CUP

一番下の曲がFIFA・World Cup2006の例の曲です。今のところの最新曲です。

หงษ์ทอง ดาวอุดร-ホントーング・ダーオウドーン

hongthongjac.jpg


このカセット・テープ。10数年前にタイへ旅行へ来ていた頃に手に入れたもので、こっちに引っ越してくる時に再度持ってきたモノ。そんなテープを入れて置いたダンボールの箱が出てきて、見るとプムプアンとかトンチャイの若いときのものとかに混じってこのブツを発見!覚えていますこのテープを買った時の事。。「歌えそうな面構えだ。」とつぶやきながら購入したのを。

ホントーング・ダーオウドーン。ウドーン(タニ)の星というサブネームがついていたなんてことも今回知った。勿論、当時はタイ語なんて記号にしか見えなかった頃で。。ルークトゥンもかじっていた位(ツマミ食い!)で、モーラムなんて音楽も名前も知らなかった筈。。入手した当時の聞いた印象も良く覚えている。プリミティブ=原始的なモノ。しかし、改めて聞いてみると、「アー、イサーンの音楽だ!」と直ぐなるのだから、私も漫然とコノ手のものを聞いて来ただけじゃなかったようです。実は昨日のコメント欄で出した前川健一氏のアノ本に彼女の事がチョコッと紹介されているのを発見。偶然という。。氏曰く、70年代のモーラムが聞きたくて。。見つけたものとなっている。70年代と言えば30年も昔のモノ。私の入手したものはそんなにも前のものじゃないでしょう。精々20年前。確かにプリミティブといえるモノでしょうが、今聞くと普通に聞こえるから可笑しい。アルバム・タイトル?になっている『หงษ์ทองคะนองลำ』/ホントーング・カ・ノーン・ラム=ラム娘のホントーングです!を見ても判るように、当アルバムにはモーラムという言葉が曲タイトルには見当たらないです。(因みにラムはモーラムの方はลำ 。ダンスの意のラムは รำ です。)上記した曲名も今ならノーン・モーラム=モーラム娘となるでしょう。前川氏の本の中にある音楽用語解説のところでも、本来 ลำ (ラム)だけで現在使われているモーラムをさしているとの事です。更に本来はモーラムというと歌手の事を指しているとの事。(良く見たら『หงษ์ทองคะนองลำ』のนองはน้องじゃないので、นองลำで上の説明通り“モーラムの”とした方がいいかも。。細かい話ですが。)

モーラムといっても現在ある様なものとは違うような、否、同じだ!と思えたり面白いです。言える事は今のモーラムと較べると、アッサリしているという事でしょうか。これはバックサウンド、もしくはその使われている楽器によるものだと言えるでしょう。モーラムと言える曲では電気楽器の使用が見えないものもある位で、こうなると実にアッサリとしたモノとなって聞こえてきます。メロディーというか歌いまわしが単純でアッサリしているとも言えるでしょう。ダンス用音楽と言うと、今ではボディー・ミュージックとなるでしょうから、エレキ化されたギター、ベースでもってグリグリさせてこそのモノになる訳ですが、ここではボディー・ミュージックと言うよりは、原っぱ、裏庭で家族、親戚が集まって踊っていると言うような風情でしょうか。それと今でこそモーラムと言うとダンス!というイメージが在りますが、そもそもモーラムってダンスと言うよりは、語り物の芸能とする説明もあるように、100%ダンスと言うものじゃなかったみたいですね。そして踊ると言っても、ビートがそのそもがもっとユッタリしていたと。。。楽器が変わってきて、エレキ化してきて、その外観(サウンド)も変わってきたという、世界の何処でも見られたのと同じ事がここでも見られると。。。しかし。その核となる部分はそんなに変わっていないとなると、同じジャンとなる訳です。

こう書いてくるとこの、ホントーング・ダーオウドーン、モーラムの申し子みたいに聞こえてくるでしょうが、なんとルークトゥンもしっかりと、しかも上手く歌っています。モーラム聞いていても歌がシッカリしていますし、音楽的才能が物凄くある人なんでしょう。耳がイイと。。彼女の歌うルークトゥン、もうズッーと前から歌っていますという感じでやっています。凄い!但し、今居るモーラム歌手が歌ったルークトゥンという感じとは違いますね。もっと古いタイプのルークトゥンになる訳ですし。。

だらだらと長くなっちゃいましたが、例えば、バーンイェン・ラー(ク)ゲァーンなんかのモーラムとも違うように思いますネ。あちらはもう少し格式があると。。こちらはナイ。555 いや、そんなに簡単には言えないでしょうが、簡単に言えばそんな事でしょう。なんせ、前川氏の紹介したモノの中には、ディープ・パープルのパクリのギターの入った曲もあると言う話ですから。。。

試聴サイトなんてナイだろうと思って居ましたが、ナント、ありました。Hunza.com です。コチラの9曲目と10曲目にホントーングがはいっています。それも上で書いた曲『ホントーング・カ・ノーン・ラム』が在りました!テープよりこっちの方が音がイイ!555

それとこういうCDも出ているようです。コチラ

หงษ์ทอง ดาวอุดร

Web Site ศิลปิน 。。

Banshow.jpg


ศิลปิน/シンリピンなるルークトゥン情報雑誌の事は以前、少し触れたかと思いますが、今日はそこのウェブサイトを訪れてみましょう。シンリピンがシンラピンか良く判ら無いんですが、こっちの人の発音を聞いているとその両方ある様にも聞こえます。アーティストの意味あいのものですね。

で、まずそのメイン・ページから。。

http://www.sillapinpeng.com/


いきなり3号分の表紙が出てきますが、更に真ん中の「チョーマリー」の所をクリックすると。。本当のメインページが開きます。さぁ、情報の宝庫ですよ!!!タイ語読めなくても、リンク貼ったあるところをカタッパシからクリックしてみてください。ヌーレックちゃんの優勝決定の瞬間のヴィデオが出てきたり、Clip VDO の所には沢山のシンラピンのメッセージが動画で置いてあります。各種イヴェントの写真とか、ルークトゥン関係のFM局へのリンクとか、とか。。

試聴コーナーには滅多にお目に掛れないようなマイナー・レーベルの新人のアルバムから数曲が聴けたりします。そこだけココにリンク貼っておきます。

http://www.sillapinpeng.com/NEWcd.html
以下の歌手名。その下の曲名の所から聞けます。

เดือน ศรีวิชัย
หลับตื่นสะอื้นหา

แจน สุรางค์รัตน์
แน่ใจหรือเปล่า
มีแฟนหรือยัง

ตะวันนา ฟ้าโสธร
ดอกไม้กับความสาว
เชิญเที่ยวไทย
ถ่าจนเบื่อ
ตะวันส่องน้องคิดถึง
という辺りが現在のライン・アップですね。お楽しみアレ!

人気のバロメーターは。。

dean_000001.jpg

人気を計る方法はルークトゥンの場合、これが一番。CD等の売り上げでも無く、アンケート調査でも無い。このマーライの数。顔が殆ど隠れてしまっています。

dean_000000.jpg

ステージに登場した時は勿論、このような素の状態ですが、数分後にはもう上の状態に。。デァーンとかヂンタラーの場合だと殆ど歌っている間、ステージ最前に腰を下ろしてマーライをもらい続けます。凄い人気!


ころんのアルバム評~その14 フォン・タナスーントーン

fon1.jpg


 今回はSUREレーベルの大物、フォン姫の「3 SPECIALS」を取り上げます。何故このアルバムを取り上げたかと言うと、「昴」のタイ語バージョンが入っているからです。知っている曲があると、フォンに馴染みが無い方でも、少しは抵抗が薄れるかもしれないと思ったのですが、いかがでしょうか?しかも本作は「AAB RUK KAO」「RUK MOD JAI」「DAO PRADUB JAI VOL.3」の3枚のアルバムから選曲した18曲入りのお得盤です。フォンの世界に浸るにはもってこいのアルバムだと思います。但しこの選曲対象になった3枚のアルバムは、ルークトゥンのアルバムとは言い難い作品です。詳しいことは知らないのですが、多分ルークトゥン風ではない曲を集めた企画モノのシリーズではないかと思います。それだけにフォン入門編にはよろしいのではないかと思うのですが。
 とりあえず「昴」は2曲目に収録されていますが、アレンジはルークトゥンというよりは、殆ど日本の歌謡曲です。「昴」だけでなく他の曲もアレンジは昭和の日本の歌謡曲的ですね。それだけに日本人には親しみやすいアルバムだと言えるでしょう。そこにフォンのあまりコブシを回さない素直な優しい歌声が乗ると、しっとりとなごんでしまうような世界が広がるのです。それにしてもこの人の歌声って、いつ聞いても素晴らしく癒し系ですね。聞く者を優しく柔らかく包み込むような美しい歌声は、テレサ・テンに通じるところがあるのではないかと思います。歌唱力も確かですので、本当に安心して聞ける歌手だと思います。この人って、もしかしたら、ルークトゥンを歌っているよりも、この手の歌謡曲っぽい曲を歌っている方が良いのではないでしょうか?ただ、曲調はスロー~ミディアムの曲が中心ですので、どの曲も同じように聞こえてしまう懸念が無きにしも非ずです。じっくり聞けば良い曲がズラリとならんでいるのですが。このアルバムに注文をつけるとすれば、リズミックなノリのいい曲がもっと欲しいということになりそうです。個人的にはこの人のノリのいいルークトゥンは、結構とぼけた味わいがあって、大好きなんですけどね。その手の曲は他のアルバムでお聞きいただければ…。
 歌はとても素晴らしいフォン姫ですが、ルックスも綺麗ですよね。結構いい年のはずですが(写真によっては凄いおばさんに見えることもあります)、ルックスの良さというのもこの人の武器の一つになっていると思います。まあルックスのことは別にどうでもいいんですけど、綺麗な方がいいに決まってますよね。
 それはさておき、このアルバムは、日本の歌謡曲に良い物が少なくなったとお嘆きの貴兄に、是非ともお薦めしたいですね。言葉の違いを気にしないのであれば、昭和の日本の歌謡曲好きの方がハマってしまうこと請け合いの作品ですよ。個人的には大好きな歌手ですので、日本でももっと広く知られて欲しいですね。

น.ส.ทองใบ ชุด กันลืม・ガン・ルーム/ノー・ソー・トーンバイ

nsthongbai.jpg


新人?にしては声が良く通る上手い娘です。ノー・ソー・トーンバイ。いかにも最初のプロモーション用をいう感じの1曲目『น้องสวยไหมคะ』/ノーン・スワイ・マイ・カーのポップなダンス曲が終わると、さぁ、そこからがこのトーンバイちゃんの力の見せ所です。なんだかこの世界長そうなイイ調子のポップ・ルークトゥンが始まります。誰かに似ていそうですが。。。アルバム・タイトル曲の『ガン・ルーム』はスローなルークトゥンで、ここで古いタイプの歌唱を魅せたりして、なかなかやります。そうして、ズッーと只者ではなさそうな歌を聞かせていきますが、そのままだったら幾らでも居そうな、ルークトゥンの上手い娘の一人で終わるところがです。。。8曲目だかの『กล่อมชาหล่าก้า』グローム・チャー・ラーガーーでいきなり前奏が和楽な感じで始まると、日本語で「コンバンワ・ナ・カー~~」と始まり驚きます。歌もなんか日本では毎日お茶をどうのこうのとか歌って、さぁそこでです。ナンと日本語で歌い始めます。しかし、何回聞いてもこれタイ語じゃ無い、日本語だ!とは判るんですがちょっとヘンな日本語に聞こえてしまって。。うーん、ジレッタイデス。「~~はーかないと、こども、どーそ、らーかーxxxxxxいれねー、いれねー、らーかー~~」としか聞こえないんです。惜しい!折角日本語で歌ってくれているのですから、こっちとしてもなんとか判らないものかと耳をそばだてたりしますが。。。この曲がプロモーションに使われる可能性は低そうなので(8曲目!)このまま、消えていくかもしれないですが、少なくてもココで見つけ出したのですから、より多くのコン・イープンの皆様にも聞いていただきたいモンです。

なんせ情報が殆ど無いので困りますが、どうやら南タイの出身みたいですね。。そのくらいしか判らないです。また、その内情報見つけたら報告という事で。

アルバム詳細とサンプル試聴が何時ものところで出来ます。件の日本語曲は出ていないですが。。。
コチラ と コチラ です。

น.ส.ทองใบ
กันลืม

ヌゥー・ミータゥーが歌う、恥しがり屋の男の歌

muumitarss.jpg
7スィー・コンサートで歌うヌゥー・ミータゥー。


この日(8日)は、7スィー・コンサートにヌー・ミータゥー率いるR・Siam軍団の出演がありました。
หนู มิเตอร์ / ヌゥー・ミタゥー
หลวงไก่ / ルワンガイ
บ่าววี / バーウウィー
ดิว กัลยาณี / ヴィウ・ガンヤニー (出演順は下から順にでした。)
R・Siamと言えば、今ならイン・ティッティガーンを頭とした女性軍しか当Blogではその名が出てこないですが、出演リストのトップに居るヌゥー・ミタゥーなんかはかなり売れています。それに続くルワンガイ、バーウウィーとプア・チーウット+ロック+ルークトゥンみたいのも人気があります。それに『ノープラー・ノーラー』のヴィウ・ガンヤニー。売り出し中のヌン・ラミダーは出て来ませんでした。

で、今日はそのヌゥー・ミータゥーを取り上げてみましょう。
このTVを見ながら、丁度遊びに来ていた教え子(以前、日本語を教えていた子です。)が、「今日、ヌゥー・ミータゥーが出るんでしょ?」と、既にその出演を知っていたようです。この子、タイ国籍のアカ族の23歳の女の娘(?)で、以前から「プア・チーウットが好きで!」と言って居ました。何でも実家に居た時から家にはこのヌゥー・ミートァーのカセットが沢山在って、ズッーと聞いてきたと言うではないですか。アカ族の村と言うのは大抵、北タイ地方の山の中とかに在って集落を成していますが、そんなところでも聞かれていたという事はチョット不思議な感覚です。まぁ、それなりの訳があったのでしょう。TVを見ながら彼女が言うには。。「ヌゥー・ミータゥーは昔はサティング(ポップス)とプア・チーウィットの中間見たいのだったけど、今はルークトゥンとプア・チーウィットの中間見たいのやっているのネ。」と、ちゃんと的を得た事を言います。上の写真じゃ見えないですが、普段からギターを引きながら歌います。ギターの弾き語り(バックも付きますが。。)と言うとフォーク/プアチーウィット系風に見られますが、まぁ大きくは外れては居ないでしょう。

以前はどれ位人気が在ったのか知らないですが、兎も角このR・Siamから出したこの1,2年の曲が物凄くヒットしています。只、このヌゥー・ミータゥー、地味です。歌はソフトな語り口で巧いですが、何しろ地味。去年、ヒットした曲『ライ・オーイ・コーイ・ラック』。ざっとの歌の内容は。。村に居た彼女が出稼ぎで都会に出て行ってしまい、ひたすら待つ身の男の話で、寂しい寂しいと歌う内容だった様な。。地味です。が、ヒット。それも大の字が付く程に。で、3枚目のアルバムも直ぐにリリースが続き、その中から『วอนฟ้าห่มดาว วอนสาวห่มใจ』=ウォーン・パー・ホム・ダーオ..ウォーン・サーオ・ホム・ヂャイ、コレもヒットしています。更に次のそのアルバムからのプロモ曲『คนขี้อาย』=コン・キー・アーイ。この曲のVが本家R・Siamで見れます。このVを見ても、ヌゥーがどんな世界を歌っていてどんな人気があるのか垣間見れるかと思います。で、この曲に至ってはとうとう各FM曲の人気ゲスト1を占めるまでに。。。この人気はイン・ティッティガーンの遥か上を行って居るのではないでしょうか。

物凄いスピードでもって先進化しているかのようなこの国の首都がある一方、田舎へ行けばこのヌゥー・ミータゥーの歌声がしっとり来る世界がまだまだ在ると。。そして情けないかな、寂しがり屋の恥ずかしがり屋の男の歌が流れて行く。

fmbest10july.jpg
先週発売の情報誌『ルークトゥン・ワーライディー』に載ったFM5局のベスト10の全てのトップに!


800_0000000047.jpg
R・Siamからの3枚目のジャケ写。

その他のアルバム詳細と試聴はコチラから。

หนู มิเตอร์

ルークトゥン歌手の肖像・2/ダーオルワング・ムアンヤーモー

daaotuwanngupsoter.jpg


実にルークトゥン歌手らしいいい雰囲気を持っているダーオルワング・ムワンヤモー。歌の方は?近々アルバム紹介しましょう!

ดาวเรือง เมืองย่าโม

ラムヤイ2006・復活間近!

ramyai2006ss.jpg


待望のルークノック・スパポーンの新アルバム『ลำใย 2006 คนมีสไตส์』/ラムヤイ2006 コン・ミー・サタイが、発売間近のようです。しかし、どうやらこのアルバム制作ルークノック自身で行った模様で、販売、ディストリビューションとかやや問題を抱えているのかも知れません。それならそれで、デイリー・ルークトゥンとしては強力プッシュしか無いですね。まず、何とかして入手せねば!

ลูกนก สุภาพร

ตัวจริงประจำใจ-ศิริพร อำไพพงษ์/トゥア・ヂン・プラジャム・ヂャイ-シリポーン・アムパイポン

       

         phsiripon.jpg


この国の現存する3大女性ルークトゥン歌手と言えば、ジンタラー・プンラープ、ターイ・オラタイ、そしてこのシリポーン・アムパイポンという事で異論は出ないでしょう。コレ、人気の事ですよ。しかし、このシリポーン。日本人には人気が無いようです。単純に好きになれないという事でしょうが、タイでは物凄い人気があるのに、好きになれないのは何でなのかな?ともう一度この曲でも聞いて考えてみてください。ナ。

ตัวจริงประจำใจ-トゥア・ヂン・プラジャム・ヂャイ

幸い、この1年チョットの間のヒット曲を集めたルアム・ヒット集『バン・トゥック・ラック2(Love Diary2)』が出たばかりなので丁度いいでしょう。このアルバムの曲をコンサートでやったなら、もう前奏が流れただけで、コンサート会場騒然となる、誰もがこよなく愛して止まないシリポーンのヒット曲の数々です。勿論、この『トゥア・ヂン・プラジャム・ヂャイ』も入っています。アルバム詳細はコチラに。

หนูหิ่น เดอะ มูฟวี่/ヌーヒン・ザ・ムーフウィー

noohinss.jpg


上の写真、チョット驚きましたか!?私も驚きました。555
今回は映画、いやムーヴィーの、いやムーフウィーの紹介です。タイに住んで、普通のタイ人居住区、いや逆か、外国人居住区に住んでいると、まぁ滅多にお目に掛れないモノ。モーラムのVCD?或る意味ではソレもそうですが、今日はコミックです。判りますね、上の写真の右のキャラの女の子。名前がヌーヒンと言って、この子のコミックが良くソイに在る床屋の待ちベンチの脇とかに置いてあります。内容はまぁなんと言いますか。。エロバカ漫画ですね。誰が読むんでしょう?内容から言って、子供ではないのかなぁ~?まぁ、いいや。そのコミックが映画化されたんですね。左の子が主人公のヌーヒンを演じています。勿論、未だ見てません。問題なのはそのサントラ盤を聞いたんですが、コレがナンと。。その半分がルークトゥン、モーラムなんですね!!!取り合えず、コレ見てください。コチラ。

ネッ!まぁ、普段ココで取り上げている居るような純正モノじゃないですが。。いや、ルークトゥン自体が純正も何も無いとも言えるか。555 
こういう映画の中で使われるのですから、そのまんまじゃ、塩梅悪いんでしょう、大胆なアレンジによって実に活気溢れるルークトゥン、モーラムが仕上がったと!これは楽しいですね。このヌーヒン役の子が歌ったのか?歌だけ葺き替えなのか判らないですが、なんか、女性モーラム歌手が歌うルークトゥンのような、チョットぶっきら棒なあの歌い方でやっています。この映画がヒットすれば、挿入歌もヒットするでしょうし、そうすると街にルークトゥンが流れるかも。。。ひひひ。映画からして、ヒットしそうな予感が。

アルバム全体のルークトゥン以外のその他の曲等は、イロイロ揃っていて、また実に巧い造りになっていますので、そちらはそちらでまた楽しめる事でしょう。しかし、まぁその核となるのがルークトゥンなんだと思い知らされる訳で、フムフムですな。

試聴を早くして頂きたいんですが、全曲というのは未だ無いみたいですね。もう暫くお待ちを!

この映画のオフィシャル・ホームページというのも出来ていて、タイらしくFrashを使った、凝ったものになっています。コチラ。


nohinthemovie.jpg
サントラ盤のジャケ写です。

หนูหิ่น เดอะ มูฟวี่

ころんのアルバム評~その13 バーンイエン・ラーケン

BANYEN1.jpg


 今回はバーンイエンの「ESARN LUM PLERN」を取り上げます。言わずと知れたモーラムの大物ですね。この人の名前ですが、表記が色々あってどれが本当の名前に一番近いのかがよくわかりません。とりあえずはバーンイエン・ラーケンとしておきますが、正しい発音に近い表記をお教えいただけたらと思います。
 このアルバム、モーラムと聞いてまさにイメージするそのままの音楽が聞けると言って良いのではないでしょうか?人を踊らせる為にひたすらズンドコズンドコしたリズムを演奏し続けるバックの演奏と田舎っぽい声ではやしたてる男達の声に乗って、バーンイエンが朝飯前といった感じで余裕で歌います。この音楽を聞いていると、これはルークトゥンとは全く別の音楽だという気がしてきます。ここで聞ける音楽は、限りなく民俗音楽に近いという感じがします。というのは、田舎の農村共同体の中で共同体の人間の為に生まれてきた、農村生活に緊密に結びついた音楽であると感じられるからです。また、この音楽には祝祭感覚もあるように感じられます。田舎の農村生活におけるハレとケの、ハレの時を飾る音楽なのでしょうね。本来であれば、録音物という形で残すのには相応しくない音楽なのかもしれません。それだけに、外国の都市部に生活する私のような人間には、少々近寄り難いものを持った音楽だということが言えます。ハッキリ言ってとっつきにくい音楽です。全部同じ曲に聞こえますし。
 しかし、個人的にはこの音楽が好きです。独特の強烈な田舎の匂いを放つクセの強い音楽なのに、とても心地良いのです。多分、このズンドコズンドコしたリズムが元々自分に合っているのだと思います。それにバーンイエンの歌、これが非常に不思議な魅力に溢れているのです。何が不思議かと言うと、バックの演奏はガンガン盛り上げようとしているのに、バーンイエンはそれを鎮めるかのように淡々とクールに歌うからです。ただ一人だけ冷静に物事を見ているような歌い口ですね。前に取り上げたドークオーは非常に冷徹な歌い口でしたが、その中に優しさとか温かみを滲ませていました。ところがバーンイエンは、声そのものは親しみやすいのですが、徹底的に冷めているように聞こえます。まあ人によって聞こえ方は違うと思いますが、この人の歌を聞いて熱唱だとか感情溢れる歌だなんて思う人はいないでしょう。とりあえず私には、演奏と歌との温度差が、何故かとても面白くて魅力的に聞こえてしまうのです。
 それにしても、どうしてこういう歌い方をするのでしょう?年を取ったからこういう歌い方になったのか、昔からこんな歌い方なのか?それともモーラムは伝統的にこういう歌い方をするのか?残念ながらこの人のアルバムはこれ一枚しか持っていませんし、その他のモーラムの作品も大した数を聞いているわけではないので、今のところ私には何とも言えません。これはこれからの研究課題…になるかもしれません。

ジョーイ近影。。

joyparagon.jpg


 生ジョーイ!2日、サイアム・パラゴンで行われたFM・GreemWave106.5Mhz・Green Charityにゲスト抽選人?として出演したジョーイ・シリラックを撮りました。ルークトゥン歌手としてより、やはり女優として出演ですね。「次のドラマがチョン3であります。」と言ってました。

จอย ศิริลักษณ์

サラー・スクール関連ニュース!

tai4-cd1x.jpg


昨日のモンケァーンの記事を書くにあって、サラー・スクール関連のサイトを探っていたら、いろいろ面白いニュース等が出てきたので報告です。

まず、クラス委員のターイですが、例の新譜関連の事で気になった事を。。アルバム・チュッティー4『ソンジャイ・マー・クライ・チット』。CDは既に店頭に並んでいますがやはりVCDが待ちどうしいところです。TVプロモーションは『คือฮักหรือบ่ 』クー・ハック・ルー・ボ(6曲目)で始まった様です。このプロモ曲をどれにするか、今でもグラミー・サイドは苦慮しているかも。。前作3枚目の『ムア・クラーイ・バーン・コン・カイ』はどの曲で売ろうか四苦八苦したんじゃと見ていますが。。と言うのもTVプロモーション見ていても、イロイロ替えてやっていましたから。。あのアルバムで一番、ヒット(街に流れたのは)結局、『ハイ・ターイ・パイ・ガップ・ジャイ』だったように、アノ曲を使うまでにいくつの曲を持ってきたでしょうか。。こういう事はセールス上あまり上手く行ったとはならないでしょうね。1曲、バシッ!と核になる曲があってその曲を中心に売れると言うのが理想じゃないでしょうか。私はV待ちですから、TVプロモで見聞きしたり試聴サイトで聞いたりしているだけですので、その全体についての言及は出来ませんけど、ざっとの印象は、ルークトゥン臭さを消しながら、さらにターイの歌の精度を高めたという感じでしょうか。ゴット・チャカパンの『テーン・クワーム・キットゥング』にもそう意味で通じるものを見ましたが。。Gmemberの試聴サイトも2曲だったのが4曲に増えたので、とりあえず取り上げてみました。V入手後、また!

その他、ターイのOrataiclubにサラー・スクール関連の写真が載っていたのでソレをいくつか載せておきます。まず1番興味のあったのは、あのタックテァーン・チョラダーがどうやらスクール生に加わったようで、これは嬉しいニュースではないでしょうか。。

chondalaa1.jpg

このタックテァーン、そのそもがグラミーから出た『ファースト・ステージ・プロジェクト』なる新人デビューしたばかりのポップ歌手を中心にしたアルバムでデビューしたんですが(ルークトゥンは彼女一人!このアルバムからの一番出世はアイス君ですね。)、その後、例のグラミーからのコンピ・アルバム『ルークトゥン・スーパー・ヒット4』にも収録されて知った方も多いかと思います。その時の曲『コー・ジョーング・ナイ・ジャイ』の素晴らしい出来栄えに、私なんぞはつい身を乗り出したりしたんですが、件の曲、もしかして既にサラー先生のモノだった可能性は高そうですね。ソロ・アルバムはいつの事かと待っていたんですが、多分、その内お目見えする事でしょう、勿論、サラー先生の息のかかったモノになる事でしょう。これは楽しみですね!それと、以前記事にしたサラー・スクール生のサラー氏の生家での集合写真、右端のラチャノックの後ろに立っているのがこのタックテァーンだったことになりますね。


monkeanrchanokss.jpg

昨日の記事のモンケァーンとラチャノック・シローパンの2ショットです。お似合いの2人!

paison1.jpg
良く売れたパイ・ソンサトンと新譜を売り出し中のソン・シンチャイ。兄弟のように仲が良さそう!

kinkhaao.jpg
コレは取って置きの写真です。多分、コンサート会場の裏で皆でしゃがみ込んでの食事風景。顔が確認できるのは、男性だけですが、ピーター・フォーディファイ、モンケァーン、パイ、ソン。手前のソムタムを突っついている水色のTシャツの女性は誰でしょう。ターイ?コレ見ていると、当たり前の事なんですが、あらためてみんなタイ人なんだなと思わされる事です。

taaikrapbaan.jpg
最後はターイです。カップ・バーン・ラ!

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。