เดลีลูกทุ่ง*デイリー ルークトゥン*Dailyluukthung

タイから日本からルークトゥンのあらゆる情報をお届けします。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ยังคอยที่ซอยเดิม/มนต์แคน แก่นคูน・ヤン・コーイ・ティー・ソーイ・ドゥーム/モンケァーン・ゲァーンクーン

monkean2ss.jpg



モーラム歌手によるルークトゥン。飽きもせずまだ行きます。
このモンケァーンなる歌手の『ヤン・コーイ・ティー・ソーイ・ドァーム』が盛んに流れたのは、この曲をアルバム・タイトルとした『チュッティー1』が発売された去年の8月以降のことですから、これもタイミングを外していますが、まぁイイでしょう。大ヒットと言う程のモノじゃないですが、結構いつまでも流れて居ました。今でもFMを掛けぱなしにして置けば一日に何回かは聞けるんじゃないでしょうか。グラミー製のルークトゥンにしては凄くイサーンのルークトゥン物な匂いが充満してます。ですから、これも前例(ポーイファーイ、デァーン・ヂッタゴーン)と同様、地味な作りですが染み入って来ます。聞けば聞くほど味わいが深まって来るという。。
この歌の冒頭の歌詞に出てくる“~パクソーイ・ミー・ラーン・セヴェーン”で、おー、そう言えば7-11はパクソーイ(ソイの入り口)に良く在るなぁ~と思い知らされたりしました。何時もの様にソイの入り口にある7-11の前で夕方待ち合わせ。。しかし、雨がリンリン降ってきて。。という情景が更にうら寂しいイメージを拡げます。しかし、このムードがイサーンから出て来てクルンテープで働く人々の胸にすぅーと入り込んで、胸を締め付けるんでしょう。故のヒットがあったと。。

このモンケァーン・ゲァーンクーンなる歌手は当アルバムでデビュー(チュッティー1)となっていますが、なんとグラミーからしかもサラー先生のペンになるこの曲を提供されて、晴れてサラー・スクールの一生徒になるという幸運もあり、今後が大いに期待されて来る訳ですが、そもそもモーラム歌手とした前歴がありますから、件の曲の仕上げリがピセーとするなら、もっと普段の彼の歌世界がアルバム後半に拡がっていて、こちらも素晴らしい味わいの歌で一杯です。勿論、そうなるとモーラム魅せてくれてます。デァーン・ヂッタゴーンと同様のあの世界のものです。写真の様にデァーンと較べても遜色ない顔立ちですから、女性客の人気を期待したいところですが、その点はまだプリンス・デァーンには及ばないかも知れません。以下、試聴コーナーです。グラミー製ですからGmemberで聞けます。มนต์แคน แก่นคูนをコピーしてコチラを開いて検索欄にペースト、サーチですね。全曲試聴出来ます。1曲だけというなら、件の『ヤン・コーイ・ティー・ソーイ・ドゥーム』ならコチラです。モーラムのイイのは『รอปาฏิหาริย์』、コチラです。

monkeanjac.jpg


ยังคอยที่ซอยเดิม
มนต์แคน แก่นคูน

スポンサーサイト

再びプムプアンがらみで。。。

pum_000001.jpg


まずは、次の.wmaファイルのダウンロードを。。但し20MBありますので、5分~10分ダウンロードに時間を要するでしょうから、興味の無い方はスルーして下さい。内容はとある女性ポップ歌手がプムプアンのもう一つの名曲『สาวนาสั่งแฟน』サーオ・ナー・サング(グ)・ファーンを歌っている貴重な映像です。ダウンロードはコチラから。では、ダウンロードを続けながら。。。

上の写真なんですが、最近中古で見つけたプムプアンのコンサート盤からのキャプチャー画像です。前に紹介したものより、もう一段、画像、音質、そしてステージ照明がいいです。しかも内容(曲進行)もほぼ同じで、同時期のものと見られますが、当時は大体この曲進行でコンサートを行っていたんでしょう。前のコンサート盤でもやっていましたが、件の『サーオ・ナー・サング(グ)・ファーン』も収録されています。因みに両アルバムとも『ナックローング・バーン・ノーク』は収録されていません。『ナックローング・・』はプムプアンの中でどういう位置づけがあったのでしょうかね。。コノ曲は、死後、いかにもという形で語り綴られた様な面があるのでしょうか。。このコンサート盤の試聴は出来ないので、オリジナル録音の方を聞いて下さい。とあるタイ人の方のblogからです。コチラ。この完全なるプムプアン・ワールド!もうルークトゥンとかの枠を超えているようにも感じます。タイ中の歌手が口をポッカーン!と開けたままになった事でしょう。

punlive2.jpg



さてダウンロードの方は未だですか。。。

それではもう一ネタ。ジョーイ・シリラック。アルバム『メ・ダイ・タンチャイ・ソート』の前のアルバムを入手したので報告なんですが、以前彼女のことを紹介した時にプムプアンの歌を集めたアルバムがあるらしいとの事を書いたんですが、どうやらそうではなくて、アルバムの中で数曲取り上げていたという事だったようです。確認したところ、『 ดาวเรืองดาวโรย』ダーオ・ルワン・ダーオ・ローイと『หม้ายขันหมาก』ナックローン・バーン・ノークの2曲を取り上げて歌っています。まだ、あるかもしれませんが、聞き覚えのあったのはこの2曲でした。ちょっと重荷な選曲かなとも思いますが、自分の歌として上手くまとめていると言えるかな。。他の曲はジョーイお得意の、『メ・ダーイ・・』に通じるようなポップな爽やか色気でやっています。しかし、このジョーイ上手いですね。感心します。このアルバムの制作が45年ですから4年前。現在でもコノ手のルークトゥンとして出たとしても全然古いと感じさせない位の世界を作っています。それと。。試聴は残念ながら出来ません。アシカラズ

ジャケ写とともに裏ジャケにあった写真を載せておきます。若いし綺麗ですよね。そして細い!。


joyjac.jpg

アルバム・タイトル『サーオ・ノーイ...カフェー』プロモ曲は『スワイ・パイ・モット』。。
joyjacinside.jpg



さぁーて、ダウンロードは済みましたか?問題の歌手はですね。。。
『コン・ジャオ・ナムター』のNJのNiew(ニウ)なんです。NJの大ヒット・アルバム『コン・ジャオ・ナムター』のアルバムには勿論プムプアンの『サーオ・ナー・サング(グ)・ファーン』なんて入っていません。どこにあったんでしょうか?これは貴重ですよ!彼女(達)がシロート歌手の登竜門『The Star1』のオーディションの時にコノ曲も歌ったんです。そして、その映像がNJのFun Clubの方が残していてくれていて、彼らのご協力を得て、こうしてお見せする事が出来たと。。

Niew_000002.jpg


Niewは以前からルークトゥンが好きだと言っており、特にプムプアンはもう大好きです!と言ってます。これは本人から直接聞いたことがあるのでおせいじではないですし(タイの女性歌手は大抵こう言います)、こうして聞いてもらえば本当の事なんだとお分り頂けると思います。ハンパなルークトゥン歌唱じゃ無いですよね。曲の後半をモーラム風にアレンジしている所も面白い試みだし。。これデビューする前で今から3年くらい前のモノですから、そのままポップ歌手としてではなく、ルークトゥン歌手としてデビューしていても可笑しくないです。同じThe Star1からルークトゥン歌手としてデビューしたビウ・ポンピパットがいる事は既に。。。

という事で、タイの色んな歌手の奥底にはこうしてルークトゥン、そしてプムプアンの歌が染み込んでいるんだというお話です。楽しんで頂けたでしょうか。。。

極めつけ?ルークトゥンMP3集『ルークトゥンスパースター1』

luukthungsuperstar1.jpg


街を行けば、聞き覚えのある、いやこの所やや耳タコ状態だった『ナムターファー』が耳に入って来るでは。。それも知らない歌手のモノ。思わず立ち止まり、店の店員に聞く。コレダレデスカ?コノ店、CD屋では無いんです。薬局。薬局が店の前にワゴンを2,3並べてCDを売っていたんですね。ルークトゥンもあれば、ポップスもありと。。で、件の『ナムター・・』は。。コレですと店員が持ってきたのはオラウィーでした。

さて、折角とブツを物色するとMP3集でとんでもないものを見つけてしまいました。それが、上の写真のブツです。内容は以下です。。

01 อาภาพร นครสวรรค์ ชุด อีกดอก
02 จิ้งหริดขาว ชุด คนนี้ของหนู
03 จิ้งหริดขาว ชุด จื๊ด..จื๊ด
04 ฝน ศิลารัตน์ ชุด ไม่มีน้ำตา
05 ฝน ศิลารัตน์ ชุด เกาะหน่อย
06 เพ็ญนภา มุดดามาศ ชุด ผู้ชายคนนี้
07 สุดา ศรีลำดวน ชุด คิดถึงพี่ทิด
08 บานเย็น รากแก่น ชุด แม่ไม้หมอลำ
09 ลาวัณย์ จันทร์เพ็ญ ชุด สาวนาวิงวอน
10 ลาวัณย์ จันทร์เพ็ญ ชุด เป็นสิวเป็นสาว
11 ลาวัณย์ จันทร์เพ็ญ ชุด แค่ตัวสำรอง
12 สมมาส & ลาวัณย์ ชุด คู่รักพักร้อน

タイ語が読めないって?コピペして大きいフォントで見てください。そういう問題じゃ無いって?555

1   アパポーン
23  ジンリート
45  フォン・シラーラット
6   ペンナパー・ヌッダーマーン
7   スダー 
8   バーンイェン・ラーケァーン
9-12 ラーワン・ジャンッペン

まず、驚いたのがジンリート。先のU2のインフォのところでU2以前に4枚出していたという内の未入手の2枚がアッサリとココに!で、リケー関係以外は全部、我の手元に。オリジナル原版では無いですが、そういう事にはまったくお構い無いので。当方。来るべき人のところにお宝は来るんですね。これは近い内にジンリート特集ですね!
それ以外もベストに近い内容のてんこ盛り!8のバーイェン以降はモーラムでコレがまた凄い内容。アパポーン、スダーとベテランの美味しい所、しかももう入手不可なもので一杯ですネ。これだけで2,3ヶ月はもうお腹いっぱいです。という事で少しずつ、近いうちに紹介してみます。

หัวใจคิดฮอด/フア・ジャイ・キット・ホートを求めて。。

dokfarjac.jpg


うーん、上のジャケ写からすると、このドークファー・バーンドーンのアルバム紹介のように見えますが、今回はそうじゃなくて、このアルバムに入っているデァーン・チッタゴンの曲、サラー・クンヌウット氏のペンになるこの曲の紹介です。最初に言っておきますが、ちょっと紛らわしい記事になるかも知れません。更にこの曲の試聴がこのデァーンにしても、ドークファーにしても探したんですが、無い!一つ見つけたんですが、何故か音が出ない。。困ったんですが、乗りかかってしまったので、やります。

でも、折角ですからコノ、ドークファーの事も少し触れておきましょう。生粋のモーラム歌手ですが、ドーク***と名乗る女性モーラム歌手の多い事。多分、イサーンではそういう慣わしみたいのがあるんでしょう。ドークファーという名の歌手だけで、2人、いや3人います。そしてドークラックにドークオー。。未だ居そうですが。。ドークってドークマイの花から来ているのかと思いきや、あまり良くない(?お下品な?)意味があるみたいな事を、先日、ブリラム出身の女性から聞きましたが、どうなんでしょう。。このドークファーのモーラムに関しても近いうちに記事にしましょう。それで。。

このドークファーのアルバムにデァーン・チッタゴンの『フア・ジャイ・キット・ホート』が何故か入っているんです。何故かと言うと、実はドークファーの方もコノ曲を歌っていて、当アルバムに入っています。ドークファーのが1曲目。デァーンのが最後に。。但し、ドークファーの曲名は『フア・ジャイ・クット・トー』となっていますが。。勿論、両方ともVの最初に曲名が出る時にサラー・クンヌウットの名前がチャンと出てきます。サラー氏の事は当blogをお読みになってらっしゃる方ならとうにご存知でしょう。今やルークトゥン界きっての大作曲家先生です。コノ先生の曲を歌えばヒットは間違いなしという風潮が確かにあると言えるでしょう。そして、歌詞の内容は置いときますが。。バックの音作りが何しろ重い。これは先生の意向なんでしょう。デァーンのあのフラフラした歌い方にコノ重いサウンドですから、余計デァーンの存在が薄くなって、それがまたイイ結果を生んでいると。。まぁ、もう少し軽めでもいいんじゃとも思えますが。555

で、折角同じ曲を2人の歌手がやっているので、比較なんぞが出来るわけです。ルークトゥンの場合メロディーは在っても歌いまわしなんかは歌手個人に結構任されるのかと思えるくらい、2人の持ち味で歌われています。デァーンはデァーン。ドークファーはドークファーって感じが面白いです。さぁ、ここでもう一人、コノ曲を歌っている歌手が居ます。ゴット・チャカパン。ゴットはグラミーですからGmemberのサイトで聞けます。試聴できますが、やはりゴットはゴットという感じで歌っているところが面白いですね。。ก๊อต จักรพรรณ์コレをコピーしてコチラのサイトを開いて下の検索欄にペースト、そうしてサーチすると、ゴットのアルバムがズラズラと出てきますが、一番上の段の右側、アルバム『デーン・クワーム・キットゥン2』のジャケ写をクリックして、一番の最後の曲です。

デァーンとドークファーの試聴はもう少し探して見ますね。出てきたらこちらに追加しておきます。それと、ドークファーとデァーンのアルバムはもう一枚あってそちらにも入っています。コレ!。更にデァーンのソロ・アルバム、うーんルアム・ヒット集がいいかな。。コチラです。


salae_000000.jpg

salae_000003.jpg
頼りなさげが魅力のデァーン

หัวใจคิดฮอด
แดง จิตกร
ดอกฟ้า บ้านดอน

ลูกชาวนา/ณาตาลี สีเพชร・ルーク・チャオナー/ナタリー・シーペッチ

natalie.jpg


ユイ・ヤートユを出しているFS(フォー・エス)レーベルの社長と言えば厳つい顔に真っ黒なサングラスに帽子で、同社のTVプロモVの時に「フォーエスを宜しく!」と御馴染みですが、既に充分財を残したユイが何で何時までもあくせく踊り続けているのかと言うと、この社長の為に仕事しているようなモンで、結果、あのマンネリ気味なやる気のなさげな表情になっていると。。いやカングリですが。だから「シャチョー!金儲けの事ばかり考えていないで、もっとお金をを掛けてイイ曲をユイに提供してよ!」と遂言いたくもなると。。しかし、しかしココに紹介するナタリー・シーペッチの様な歌手を見つけ出して来る所を見せられると、「うーん、シャチョー、いい娘だね~!」なってしまう。555

TVでこのナタリーのプロモV見聞きして、うわー地味!と思うも、直ぐにそのルークトゥン歌唱の素養の良さに唸る事になる。次から次へと留まる事を知らないナック・ローング・バーン・ノークの登場。いや~、何時までも留まらないで下さいね。。

アルバム・タイロルは『ルーク・チャーオ・ナー』=農民の子。しかし、プロモーションには2曲目の方の『ติดฝนทั้งปี』ティット・フォン・タン・ピーの方を使っています。イサーンの生まれでは無い様で(多分)、モーラム色は無いですね。1曲リケー歌唱を魅せていますのでそちらの経験が効いているようです。数曲軽く踊るような曲もありますが、ナンと言っても得意としているのはスローなルークトゥン。若そうなのにいい歌聞かせます。兎も角、試聴してみて下さい。コチラです。


ころんのアルバム評~その12 ピンパー・ポーンシーリー

pimpa2.jpg


 今回はピンパーの「LOOGTHUNG DANCE AEROBIC 2 LEELA」を取り上げます。まずはこのインパクトあり過ぎの大バカなジャケットでズッコケさせてくれます。昔の志村けんでもこんな格好しないでしょう。ほとんどお笑い芸人ですよ、これじゃあ。一体何考えてるんでしょう?こういう人をナメたようなセンス、面白くて私は大好きです。ジャケットがこんなのですから、中身もさぞふざけた内容なのだろうと思っていたのですが、これがなんと相当にイケてます。意外な掘り出し物ですよ、このアルバムは。
 内容としては、ダンス路線のルークトゥンの曲をノン・ストップでつなぐという非常に強引な力技を聞かせるわけですが、これが実に楽しいのです。似たような曲が次から次へと金太郎飴的に繰り出されるのですが、何故か全く飽きることがありません。それどころか、次第にトランス状態に引きずり込まれるような感覚に陥ってきます(ちょっと大袈裟ですが)。一曲一曲個別に聞くよりも、何故かメドレーにした方が強烈に感じられます。サウンド的にも非常にパワフルで、乱打される打楽器群もさることながら、ブンブンと唸りまくるファンキーなベースの音が素晴らしいですね。ヘッドフォンで大音量で聞くと、このベース音にぶっ飛ばされます。その辺はレゲエのサウンド・システムに似た感覚があります。さすがにエアロビックなどとタイトルについているだけあって、踊ることを第一に考えた音作りをしているようです。
 音作りも良いですが、ピンパーの歌もなかなかイケてます。べチャっと潰したような声をしていますし、少々自信無さげな感じで歌いますが、その歌声にはとても民俗音楽的な豊かな響きが感じられます。それにとても真面目に歌っているのが伝わってきますので、思わず応援したくなってしまいますね。多分聞く人に楽しんでもらうことに真面目に取り組んでいるのでしょう。そう考えるとジャケットの大バカな格好も「人が楽しんでくれるならヘンな格好だって厭わない」という、プロの芸人根性の産物かもしれないという気がしてきます。実際に本人がどう考えているのかは知りませんが、しっかりした芸人根性の持ち主じゃないと、こんな格好はしないでしょう、普通。こういう芸人根性ってとても美しいと思いますが、皆さんはどう思われますか?
 このアルバム、誰にでもお薦めできるという作品ではないかもしれませんが、ルークトゥンでエアロビをしたい方とか、変わった音楽で盆踊りをしたい方は是非どうぞ・・・まあそれは冗談ですが、中毒性の高い強烈なルークトゥンをお求めの方にはお薦めします。レゲエとかナイジェリアのフジなんかがお好きな方にもいいかもしれません。ハマれば泥沼の魅力がありますよ。

デァーン・ヂッタゴーンが魅せるイサーン男の魅力!

deengWjackM.jpg
チュッティー13、14ともっとあるかな。。



 さぁ、デァーン・ヂッタゴーンの登場です。このイサーンのバードともプリンスとも呼ばれる、ルークトゥン歌手、いや、このデァーンはやはりモーラム歌手扱いの方がスッキリします。現在、歌っているタイプとしては殆どルークトゥンですが、彼の立つフィールドが余りにイサーン/モーラム畑ですので。先のポーイファーイなんかと同様にモーラム畑で育ったルークトゥン歌手と言えるでしょう。しかし、このデァーンの場合、既にルアムヒット集を入れれば20枚からのアルバムを既に出している超人気歌手で、その歌うスタイルと容姿でもって、イサーンでは女性ファンに絶大な人気があります。冒頭のバードとかプリンスとか言ういわれはそういう事なんですネ。彼の歌い口は語るように歌うというか、強い歌唱力でもって歌い上げるとかいう質のモノじゃないんです。まぁ、大体がコノ手の歌手は皆そうですが。。やはり人気の秘密はその容姿から来ている部分が強いのでしょう。ヤサ男のもつ魅力、母性をくすぐるモノがとてつもないのでしょう。女性に人気が強いルークトゥン歌手と言えば、ゴット・チャカパンが居ますが、ゴットの幅広い(イサーン人以外にも受ける!)人気と較べると、こちらデァーンの場合はイサーン限定と言えるでしょう。とあるCDショップの女性経営者に好きなルークトゥン歌手は?と聞いた時にニコニコ顔で「ゴット!」と答えてきたので、「OK!じゃー、デァーン・ヂッタゴーンは?」と聞くと、「あ~、アノ手はモーラムでしょ。ああいうのは聞かないは。。」とつれない。。と言う彼女の出身地を聞くと「クルンテープよ!」と返ってきました。

この様なイサーンに根が張りめぐっているモーラム/ルークトゥン歌手の親分的歌手と言えば、言わずと知れたポンサック・ソーンセーンが居ますが、タイプ(デァーンの女性受けする姿と男の甲斐性を歌うポンサックと)違いますが、このデァーンの歌う姿を見ていると、細身のせいか老け顔が想像できるという事ももありますが、何時までもこのスタイルを崩さないで、少しずつ深みを増していって、将来的にはポンサックの様な姿を魅せていくんじゃないでしょうか。

先の女性経営者にしてああですから、まして日本人にアッピールする要素はかなり低いでしょう。しかし、そこがまさに彼の魅力の為せる部分ですので、そう思って聞けば、味わい深い、ディープ・イサーンな世界を楽しめるカモ、知れませんネ。

簡単に経歴を、貧しいイサーンの村で生まれたデァーンの一家は、彼がまだ小さい時にコーンケーンに移り住むようになり、以降ずっとコーンケーンで暮らしたそうです。学業もソコソコに仕事をしながら、当地の音楽一座(名前が“วงชุมแพ คอมพิวเตอร์”=コンピューター集団?)に参加してそのキャリアをスタートさせる。それ以降、現在に至るまでの数多くのレコーディングを残して行く事に。その中には、サラー・クンヌウット氏の曲『หัวใจคิดฮอด』=フアジャイ・キット・ホート/ゴット・チャカパンの録音もアリ。。を残したり、数多くのヒット曲が在ります。

アルバムはそういう事で沢山ありますが、どれでもいいでしょう。ルアム・ヒット集がよろしいかもです。試聴は上のジャケ・アルバムとは関係無いですが以下、コチラのサーチ欄にแดง จิตรกรこれをペーストして下さい。แดง จิตกรをペーストすると別の曲が出てきます。ただしコチラは全曲聞けないかも。。



U2が『モン・ラック・ソムタム』とした映画制作に着手!

U2News.jpg


ルークトゥン情報紙『ルークトゥン・ドット・コム』の最新号の一面にチョットしたニュースが!タイトル通りなんですけど、U2が映画制作に着手するという事です。映画のタイロルは『モン・ラック・ソムタム』。あのドゥアンター・コントーンのヒット曲と同タイトルです。多数の歌手を選び出しての出演になるみたいですね。じゃぁー、まずドゥアンター!となる筈なのにこの表紙のグラビアを飾っているのはリン・パッチャピチャですよねぇ。どういう事でしょうか?まぁ、ドゥアンターは間違いなく出演するでしょうし、勿論、役者ジンリートカーオも当然と。。アーヂャリーヤーも、その他U2以外からも考えられるので、これは楽しみがまた一つ増えましたね。制作を発表したという話だけですから、日の目を見るのはまだまだ先のことでしょうが。。。

ころんのアルバム評~その11 ジアップ・カノックポーン

jiabk1.jpg


 今回はモーラム歌手、ジアップ・カノックポーンのアルバム「KOP KHUN MORCHIT」を取り上げます。このアルバムを最初に聞いた時は、子供っぽい声で歌うジアップが一瞬ジンタラーみたいに聞こえました。実際にジアップがジンタラー・フォロワーなのかどうかは不明ですが、よく聞けばすぐに歌手としての力量はジンタラーよりも上であることがわかります。子供っぽい声ながらも艶っぽさがあって、歌い口は軽妙で洒落っ気が効いていて歯切れが良いし、ノリも抜群です。思わず踊りだしたくなるような楽しさを表現することもできれば、胸を締め付けられるような切なさも表現できますし、相当な力量の持ち主であることに間違いはありません。前に取り上げたドークオーもモーラム歌手としてはかなりの実力の持ち主ですが、冷徹な厳しさを感じさせるドークオーの歌と比べると、こちらはより陽性というか、明るさを感じさせる親しみやすさが特徴と言えるでしょう。持ち味は違いますが、ドークオーに全く引けを取らない歌手ですね。ジャケットの写真を見る限りでは若いのかいい年なのかよくわかりませんが、ルックスもなかなかイケてるようです。スタイルも良さそうですし、この人の振る舞いや踊りは結構妖艶そうな気がします。基本的に私はVCDは買わないのですが、このアルバムに関しては是非VCDを見てみたいという気になりますね。
 音楽的には、モーラムの面白さを生かしながらよりポップなアプローチを試みている曲もあれば、本格モーラム風の曲もあります。全体的には、レーベルがR.SIAMということも大いに関係していると思いますが、より洗練された都会的なモーラムを目指しているのではないかと感じられます。それは田舎っぽい安っぽさを感じさせない音作りに現れていると思いますが、個人的にはこれはモーラムの現代化ということで評価して良いと思います。それにしてもR.SIAMが製作するルークトゥンやモーラムは、都会的なセンスに溢れるものが非常に多いですが、もしかしたらこのレーベルの人達は、ルークトゥンやモーラムをタイ国内だけでなく世界市場に広めようとして、色々と工夫を凝らしているのかもしれません。このアルバムを聞いて、そんなことを勘繰りたくなりました。
 まあR.SIAMの意向が実際のところどうなのかはわかりませんが、そんなことに関係無くこのアルバムはなかなか充実した作品だと思います。モーラムなんてどの曲聞いても同じ曲にしか聞こえないという方には、このアルバムでモーラムに対する抵抗を取り除いていただけたらと思います。それだけの魅力がこの作品にはあると思います。

ルークトゥン歌手の肖像・1/ณัฐพร ปาลวงษ์・ナッタポン・パーンワング

natpon1.jpg


ณัฐพร ปาลวงษ์・ナッタポン・パーンワング。新人ルークトゥン歌手です。TVではPV流れていますが、街のCD屋に並ぶまでにはまだまだ時間が掛りそうです。最初にTVで見て、なんていい顔(ルークトゥン歌手顔)しているんだろうと思いましたが、ルークトゥンFMが主催した先のコンサートで会えたので、一枚、写真を撮らせてもらいました。新人歌手らしい、控えめながらもリアップ・ローイな態度で丁寧にワイをしてくれました。売れるとイイですね。

自身のアルバムと同じ会社の女性歌手ไอซ์ สิรีอร アイ(ス)・シリーオンとのドュオ・アルバムと2弾でプロモ中です。が、eThaiCDにもThaiNetCityにも、アルバムが紹介されていません。で、情報紙「ルークトゥン・ワーライディー』にあった見開きポスターを撮ったので、コチラです。
natpon.jpg

ルークトゥンの魅力はカッタリーヤー・マーラシーに在り

example_000004b.jpg

example_000002.jpg
今とそんなに変わらない?若かりしカッタリーヤー

 確か最初に買ったルークトゥンのアルバムがカッタリーヤー・マーラシーだった様な記憶がアリ。最初に誰もが買うようなプムプアンとか、それからスラポン・ソムバッチャルン(スラチャイ・ソムバッチャルンのお父さんだった!)とかの後に、ルークトゥンという名前を意識して買ったモノという意味ですが。。いや、話が昔に戻ってはいけない!しかし、なんとも当Blogでは初お目見えなんですネ。いつも言っているように、こういったベテラン歌手は取り上げるタイミングが難しい。ユイ・ヤートユとかシリポーン、ジンタラーと街のCD屋に行けばいつでも沢山の旧作がゴチャとあると新作が出て来ても、一連の続きでまた1枚リリースされたとなって、新鮮味、話題性に乏しいと。。うーん、となってしまう。しかし、ココに来て例の子供のコンテストのルークトゥン部門で歌われた歌がこのカッタリーヤーのものがプムプアンのと並んでとても多かったという話題が出たり、あわせて新譜のリリースもアリで、それじゃ!となった訳です。新婦はコレです。アルバム情報とサンプル試聴はコチラから。2曲目の方が話題のカバー曲です。その曲はコチラでMVも見れます。

jackkat.jpg
アルバム・タイトルは『ปูไต่ไต่ปู ชัย』=プータイ・タイプー

一聴、困った。このルークトゥンを代表するかのようなベテランがラップはやってるし、少し前からヒットして街に流れている欧米のダンス・ヒット曲のカバー(タイ語です)はやるしで、初紹介にはあまり相応しく無い内容なモノでして。。しかも、このアルバムの紹介記事が情報紙に載っていたんですが、その記事の号を失くしてしまって。。確かジャケ写にある、カッタリーヤーの顔写真の他にもう一人若い女性の写真が載っていますよね、この娘のことに関した内容も確かあった様な。。街のCD屋の人に聞いても「知らない。。」となるし。。いや、気を取り直そう!ルークトゥンって元々、こういった他の音楽要素を平気で直ぐに取り入れるモノだったしと。。しかし、これ早い話がチンドン屋だと思いますね。お客様が喜んでくれれば何でもやります!という性格なものだと。音楽評論的な言い方の「アーティスト性」云々なんていうモノとは世界が違う訳です。そういえば、前出の私が最初にかったアルバム『หางเครื่อง3ช่า 』=ハーン(グ)・クルアン・3・チャー。このアルバム・タイトル曲がえらく気に入って買ったんですが、このダンス曲が可笑しくって!サンタナの例の『ブラック・マジック・ウーマン』のギターを平気で大胆に使用したりして、最初に聞いたとき『オイオイ、いいんですか?』と思ったりもしたんですが、それにしてもえらくカッコイイ仕上がりで、凄く気に入った曲ですが、別に、今回の新譜のやり口が特別なモノじゃなかったいう事になります。

3cha.jpg
アルバム『ハーン(グ)・クルアン・3・チャー』

しかし、そんナンばっかがこのカッタりーヤーじゃありません。先の新譜でも曲順の後ろの方へ行けば何時ものように何時ものルークトゥンやってくれています。そう、何時ものようにでいいんです。10年位してチョット変わってきたね位でも。。ほっとけばいいんです、それでも変わって行くんですから。プムプアンの歌い方に非常に影響された(異論はあるかもしれませんが。。)スローなルークトゥンで、魅せるカッタリーヤーの歌世界を何時までもやって欲しいです。

คัฑลียา มารศรี

ตลกอกหัก / ปอยฝ้าย มาลัยพร ・タロック・オーク・ハック/ポーイファーイ・マーライポン

po-ifa-jack.jpg


 知る人ぞ知る。ポーイファーイの登場です。このなんとも魅力に溢れるルークトゥン歌手?否、本来はモーラム歌手な筈ですが、彼が歌ったこの曲『タロック・オーク・ハック』に痺れっぱなしです。この重っ苦しい前奏に。。否、味わい深い前奏にのって歌い出す、チョット、ヒャげたポーイファーイの歌声が素晴らしいです。イサーンのモーラム歌手がルークトゥンを取り上げた典型的な仕上がりと言えないでしょうか?この場合、モーラム歌手であったのがルークトゥン歌手として既に名を成したようなビッグ・ネームを指しては居ません。例えばアルバム内で10曲中ルークトゥンを2曲くらいしか、やらないような歌手の事を指しています。もしくはレコーディング上ではルークトゥンやっていても、ライブでは殆どがモーラムという様な歌手の事です。即ちイサーンの地に深く根が廻ってしまっていて、イサーンでは絶大な人気があるにも拘わらず、全国的にはそれほど知られていないというか。。このようなタイプの歌手をこれから少しずつ取り上げてみようかなと思っています。

しかし、このポーイファーイの場合は、更に複雑な実情があります。彼を取り上げる時の切り口としてはノック・ノーイのシアン・イサーン一座の人気歌手/芸人として紹介するのが妥当かと思いますが、ココでは先の様なモーラム歌手/イサーンの歌手がやるルークトゥンとして、以降、例えばデーン・チッタゴンとかラックテァー・タイニヨム、モンケァーン・ケァーンクーンといった辺りの歌手と並べて紹介してみようかなと。。。

私がこのポーイファーイを最初に知ったのは『กระเทยประท้วง 』=ガ(ラ)トェーイ・プラターング、だった様な気がします。ナンジャイこのオカマちゃん歌手は!?という強烈な印象が。。。以下の写真と試聴はコチラです。
po0ifa-i.jpg


ノック・ノーイ一座の全貌はVCDで見るくらいで、生は先日のサナームルアン(王宮前広場)で少し見ただけですが、その時も怪人揃いの一座の歌手の中でも一番光って居たのがこのポーイファーイでした。ガトェーイ物はあの時だけで、その後も色んなキャラで楽しませてくれています。それにしても、そのガトェーイぶりは完全になりきって居ましたネ。凄い芸人根性をしています。

という事で件の『タロック・オーク・ハック』コチラからお楽しみ下さい。
更にコチラからは他の彼の曲が試聴できます。右のメール印の左のスピーカー印の所をクリックですね。得意のモーラムの他、彼の幅広い芸風が聞けます。

3つのナム・ター・ファー/น้ำตาฟ้า


3tone.jpg
コチラがオリジナルのサームトーン

 時々、食事込みでパブ・レストランへ行く事もあります。否、イサーン・パブではありません。今日は。どちらかと言うとプア・チーウィット系な話です。で、そこにパブ歌手が歌でも歌って居ようものなら、すぐさま、テーブルのティッチューにリクエスト曲を書きます。この季節ならまぁ、この曲でキマリですね。『ナム・ター・ファー』。この歌い出しを知らないようなら、あなたはモグリと言われるかも。。
“~カウ・ボーク・ワー・ファー・ロン・ハイ・・オーク・マー・ペン・ナムフォン~~”やはり、ルークトゥン~セァティーン(ポップス)まで全タイ語ソングの中で、光り輝く名曲のひとつでしょう。この国の人なら誰でも知っている歌。だからパブ歌手なら、待ってましたという持ち歌になっていると。しかしそれでも、リクエストを出す時には一抹の不安もあります。どちらかと言うと古い曲ですし、元々がプア・チーウィットな歌でも在りますし。。イングリッシュ・ソングを得意としているような歌手の時は特に。。先日もどうかな?という女性歌手にリクエストしたら、難なく歌ってくれて、ホッとしました。英語曲専門の人じゃなかったですが、この曲に対して。。チョット臭そーと思うかも知れないなと。。勘ぐっていたので。しかし、こういうパターンの時にこそ、歌ってもらえるとホント嬉しいです。ダメな時はこう言うしか無いですね。。
「コン・タイ・ルー・プラーオ?」

birdnamtaa.jpg


タイ人なら誰でも知っているなら、バード・トンチャイも歌います。これは素晴らしいです。彼一流の歌い口で。。コレくらいの歌手が歌うとルークトゥンとか、プア・チーウィットとか、いやセァティーンとかと意識しなくなるから不思議。自分もこの国の歌手の一人ですと言う感じで歌っているところが泣かせます。


jingreetnamtaa.jpg


さぁ、実はこの人歌っていますという事が言いたくって、この記事を書いたようなもんです。ジンリートカーオ。この我らのルークトゥンお姉様もこの国の歌手ひとりです。任してと言わんばかりに歌います。アルバムはUPLからの『HudchaDANCE・ฮัดช่าแดนซ์ 』。アノ飛ばしに飛ばすダンス・アルバムの中で突然この曲を歌います。しかも私の持っている2枚組セット(VCDカラオケとCDの)では、ダンス・バージョンとスロー・ルークトゥン・バージョンの2曲収録されています。この曲リズム曲だと調子狂うと思うかも知れませんが、元々ダンス・ナンバーを大得意としているジンリートの事です、上手く解釈して上出来の仕上がりになっています。但し、今回の試聴はスローなルークトゥン仕上げの方です。コチラも勿論、お姉ーさまにお任せの出来ですね。
 jingjack.jpg



それでは、上から順に試聴コーナーを以下に。

サームトーンのオリジナル曲をコチラから。

バード・トンチャイのは、เบิร์ด ธงไชยをコピーしてコチラのページを開き、そこの検索欄にペーストしてサーチをかけるとバードのアルバムが沢山出てきますが、左の列の上から3枚目をクリック、下から3曲目です。

さーてと。ジンリートはコチラです。Listen This Song をクリックですね。

最後にyooさんの所に訳詩が。。コチラです。 

Memo・メモ・Memo

新しい、カテゴリーです。『Memo・メモ・Memo』。記事にするほどの事でもないけど、チョット気になる事を書いて行こうかと思います。で、コチラはコメント欄の方に書いていきますので。更新された事が判るかと思います。又は、気になった時とか見に来てください。

ころんのアルバム評~その10 アム・ナンティヤー

AUM1.jpg


 以前「バンコク音楽日記」で大きく取り上げられましたし、この「デイリー・ルークトゥン」でもちょくちょく出てくる歌手ですが、今回はアルバム評ということでデビュー・アルバムであるこの「NONG MAI NAI MOR RUK」を取り上げようと思います。
 まずジャケットを見て、以前特徴的だった「ちょんまげ」みたいな髪型ではなくなっているのが残念ですが、まあ髪型のことはいいでしょう。肝心の音楽の方ですが、これがなかなかイケてます。歌は意外と言ったら失礼ですが、なかなか安定しています。ベテランのような落ち着きがある歌唱ですね。歌い方や発声の仕方にはモーラム歌手っぽさが感じられますが、もしかしたらモーラムの素養があるのかもしれません。歌い口はまだ一本調子で硬さが感じられる部分もありますが、元々が伸びのある優しい声をしているようですので、こなれてくればもっと表情豊かで包み込むような柔らかさを持った歌に変わってくる可能性があると思います。彼女の歌声には、どちらかと言えば2曲目のようなゆったりとした大らかな曲の方が似合っていますが、アップテンポの曲も無難にこなしています。総じて安心して聞ける歌手であることに間違いはないですね。音楽的にはあまり冒険的なことはせず、スローな曲を主体にしてルークトゥン歌手としての資質をじっくり聞かせる作りになっていますので、その点でも安心して聞けるかと思います。若手の期待の成長株として、R.SIAMのイン・ティッチガーンなんかと並んで注目に値する歌手だと思います。ルックスも可愛らしいですし、将来有望な歌手の登場ですね。
 本作はレーベルがSUREということもあり、音作りは非常に堅実でルークトゥンのイメージを逸脱するようなことは全くありません。個人的には色々な要素がゴッタ煮になったような音作りが大好きなのですが、このアムのデビュー作に限って言えば堅実な音作りで大正解だったのではないかと思います。この音作りのおかげで彼女が本来持っている歌手としての力が浮き彫りになっているように思います。ただ希望としては、今後は色々な要素を取り入れた曲にもどんどん挑戦していって欲しいと思っています。レーベルの大先輩であるフォン姫みたいに、どの曲を聞いてもいつも同じという風にはなって欲しくないです。まあフォン姫には変わらない良さというのがありますので、あれはあれで私は好きなのですが、若いアムには王道を歩みつつも逸脱を期待したいですね。とにかくこれからが楽しみな歌手です。

プムプアン寺へ。。

pumpuanss.jpg

      
IMG_0293.jpg
ここが通称?プムプアン寺である「ワット・タップグラダーン」の参門。

IMG_0294.jpg
プムプアン・ドゥワンチャンと大きく書かれたコンサートの告知。勿論、プムプアンは出ません。

IMG_0258.jpg
命日ですから、僧侶による永いお経が続きます。。

IMG_0266.jpg
こちらが写真で良く見たプムプアンの祭壇。

IMG_0269.jpg
お寺の本堂内にはおびただしい数の写真が。そのうちの1枚。

IMG_0270.jpg
上の写真の右隅にはユイ・ヤートユの子供時代の写真が。。ユイの写真はこの他にも沢山。。

2549年6月13日。プムプアンの14回目の命日に、彼女のふるさと・スパンブリー県にあるアンプーン(郡)/ソーンピーノーンにある「ワット・タップグラダーン」へ参拝して来ました。流石に命日です、13日から15日までの3日間、特別法要が行われるようで、大勢の人々が参拝に訪れて居ました。多分、普段は人影もまばらな、田舎のお寺なんじゃないでしょうか。

2504年8月4日生まれ。兄弟は全部で12人。逝去2535年6月13日。享年31歳。
シリポーンが2507年生まれ、スナリーが2511年生まれ、ですからやはりもう少し永くやって欲しかったと思いますが、どうでしょうか。。

この国が生んだ天才歌手の歌声はいつまでも大勢の人の脳裏に焼きついたままです。
『ナックローング・バーン・ノーク』=田舎の歌手。試聴はコチラです。上から2曲目。古いほうのバージョンです。
グラミー所属歌手3人が同曲を歌っています。マイ・ヂェリンプラ、タイ・タナウット、ピー・サデゥーの3人。コチラから。

yooさんのところで、この曲ともう1曲『ソムタム』(コチラも有名な歌で、作詞をシリントーン王女様がなされました。)、翻訳がされました!コチラへ。

学園ものルークトゥンでニンマリする。。

        rankhamhenn.jpg

          ターイ・オラタイも未だ在籍中のかのラームカムヘン大学


キー・ワードは以下。。
ホーンリエン(教室)
ローンリエン(学校)
マハーラーイ(大学)
ジョップリエン(卒業する)
ターイループ・パリンヤー(学位写真を撮る事)

マタヨーン(高校)~マハウィッタヤーライ(大学)を話の舞台にした、所謂、学園物ルークトゥンがあります。まぁ、VCDカラオケなんかだと判り易いんですが、歌の主人公が学生で、クラスメートの学友に気を惹かれるという大体の筋であるとか、大学モノだと、田舎から苦労して上京して。。てな感じである事は想像できるかと思いますが。。これが、上気したキー・ワードが使われる事でその言葉の持つイメージで歌の世界がグーンと甘酸っぱい、爽やか、ほのぼのと、言ったイメージのルークトゥンになるから不思議というか面白いです。まぁ、これタイ語の意味を知らないと話にならないでしょうが、そんな時はVCDの助けを借りたりしてですね。一般的なルークトゥンのイメージというと、田舎からクルンテープに仕事を見つける為にやって来ての苦労話であるとか、惚れた彼女が金持ち旦那に持って行かれて、辛い思いの日々であるとか、そんなのが多い訳ですが、話の主人公がまだ若いからか、重い脂ぎった辛さみたいな感じにはならないのですね。ですから歌う歌手は基本的に皆、若手になります。ポンサックじゃ、冗談にしかならないです。
で、以下代表的なその学園モノを紹介して行きましょう。
私が思いだす最初の歌はコレです。
『ナックリアン・ラング・ホーン』=教室の裏の学生・ビウ・ポンパット。試聴はコチラ。このビウ、甘酸っぱいです。

view_000000.jpg
ビウ・ポンパット

view_000001.jpg
この男優、パイ・ポンサトーンのヒット曲のVで、メガネ屋チェーン店の前で屋台でTシャツを売り、そこメガネ屋の店員に一目ぼれする役で好演してますネ。
view_000002.jpg


さて、次はエァー・スチャウディーです。曲は『ティッ・ロー・ウィチャー・ルーム』。エァーは一時はSURE Audioの期待の新人として出てきた筈なんですが、その後サッパリ。。どうしたんでしょうか?上手い娘だったので、次を期待して待っていたんですが。。もう少し待ってみましょう。SUREはその代わりというか、アム・ナンティヤーを使い始めてしまって既に成功しているので、エァーの出る幕がなくなっちゃたのかな。。アムがその位置を奪った?いえ、意外にもソレ言えてるかもです。というのも、このエァーの曲のVはエァー自身が女学生の役で出ているんですが、惚れている男子学生が他の女学生と仲良さそうに話しているところを見つけてしまうという、ルークトゥンVの基本を押さえた内容になっているんですが、その略奪女学生の役をナン!とアム・ナンティヤーがやっています。話が出来過ぎ!!!では、以下です、試聴はコチラから。
air1.jpg


air2.jpg
エァー・スチャウディー自ら演じる女学生が表を見やるとそこには。。

air3.jpg
ハイ。ちゃんとアム・ナンティヤーが登場します!

こう話が進んでくると略奪した側にも登場してもらいましょう。今をトキメク、アム・ナンティヤーの『ホーング・マイ・ナイ モー・ラック』。試聴はコチラ。アムも彼女一流の含みのある歌い口で甘酸っぱいですネ。

am.jpg
モー(マタヨーン)の教室での新しい愛!と調子がイイ!

ちょっと話が長くなりましたが、もう少しお付き合いを。。この学園モノ。そう言えばターイ・オラタイの『ドーク・ヤー・ナイ・パー・プーン』での田舎出の女子大生役が当たったのが火付け役だったのかな。。そう、それをマネしたようなのが出てきましたよね。R・Siamのヴィウ・ガンヤニーの『サーオ・ラーム(カムヘン)ヤーム・イェン』ですね。例の女子大生を夢見ながら屋台のバイトで貯めたお金が入ったカッパオウをヒッタくられるというVと供に、ヴィウの歌でいつ聞いても切ない気持ちになります。試聴はコチラです。もしくはコチラの2曲目。このV、実際にこの記事の一番上の写真のランカムヘン大学の碑が登場します。

viujac.jpg


他にもやはりR・Siamのピーク&プリーアオの『グラッシップ・ラック』もそうですね。それからと。。まだ、あるかも知れ無いです。バー・ゲーサヤーも、この線行くのがありますが、またの時に。

プムプアン14回忌を前に。。

1pumss.jpg


 6月13日。プムプアン・ドゥワンチャンの14回目の命日をを迎えます。毎年、この命日前後になると必ず、TV、ラジオ、そして新聞、雑誌と特集が組まれます。この国の人々の心に焼き付いて、いつまでも忘れる事が出来ない故プムプアン。毎度御馴染みのルークトゥン情報紙『ルークトゥン(ワーライティー)』にも特集記事と供に、多くの写真が掲載されました。貴重なものなのでこちらにも載せます。尚、当デイリー・ルークトゥンとして14日にお墓参りを致す予定です。お墓は故人の故郷スパンブリーにあるワット・タップグラダーンにあります。勿論、その日の事は記事にしますのでお待ち下さい。

Scan0001.jpg

Scan0002.jpg

Scan0003.jpg


6月9日サナームルアン。。

IMG_0247ss1.jpg
ノック・ノーイ一座が出ていました。

IMG_0243ss4.jpg
殆ど無名のウァーウダーオ・サーオウドンが出てました。
IMG_0245ss3.jpg
マユラーが出て居ました。
IMG_0244ss2.jpg
ココは最後にはロックやってました。
IMG_0246ss.jpg
こちらはモーラムとディスコぽいのでダンス大会でしたね。


どうしようどうしようと考えるも、結局行っちゃ居ました。いつものように(王様の誕生日の時と。。)凄い人でしたが、やはりココ、サナームルアンでの巨大ルークトゥン会場!ココでしか味あえないですね。写真の他にもうひとステージとリケーをいつもやっている小さいステージと合計7箇所でやるんですから!!!超有名歌手は出ないですが、だからこそのムードで一杯です。最後に無名歌手の写真で締めくくります。

unknown.jpg

ころんのアルバム評~その9 ドークオー・トゥントーン

dok1.jpg


 今回はモーラム歌手のドークオーのアルバム「BUR TRO JAO CHOO」を取り上げようと思います。この人については全く何の知識もありません。妙に人工的で不自然な感じのジャケットを見て、もしかしたらイケてるかもしれないと思って勘で買ってみたのですが、勘は間違っていませんでした。
 このアルバムは全体的に非常に地味で淡々とした印象があります。とにかく歌をじっくりと聞かせることに徹しているという感じですね。音作りにも派手さは無くて、実に淡々と演奏している感じですし、ドークオーの歌も人を突き放すような冷徹さが感じられるぐらいに淡々としています。ところがこの無機的なぐらい淡々とした歌をじっくり聞いていると、徐々に淡々とした表面の奥に隠れた哀しさとか優しさとか、とても人間的な味わいがにじみ出してくるのです。一見冷たそうな人が、つきあってみると実はとても温かくて優しい人だったという感じですね。この人の歌は、まさにそんな感じがします。歌手としてかなりの実力を持った人だと言えると思います。こういう地味ながらも滋味溢れる歌手っていいですね。
 また、さすがにレーベルがグラミーだけあって、サウンド・プロダクションも非常にしっかりしています。淡々としつつも過不足無い音作りで、ドークオーの歌をきっちりとサポートしています。目新しい音は何も無いのですが、音そのものに味わいがあります。特にこのアルバムはギターが非常に良いです。控え目な音量で録音してありますが、まるで宇宙と交信しているかのような細かいフレーズを紡ぎ出すギターは、西アフリカのマリの音楽にも共通する響きのように感じられて、とても素晴らしいと思います。あと、アコーディオンの哀愁溢れる音も魅力的ですね。地味ながらも音作りにも聞き所は多いアルバムではないかと思います。
 このアルバムは音楽的にはモーラムですが、徹頭徹尾モーラムというわけではなく、ルークトゥンの要素も含まれていますので、結構聞きやすいのではないかと思います。イメージ的にはターイ・オラタイを更に地味にした感じと思っていただけたら良いのではないでしょうか(ターイ・オラタイもかなりモーラムの素養があるのではないかと思います)。味わいのある音楽をじっくりと聞きたい方にはお薦めしたいアルバムです。

ジンタラーの古い写真。。

jintara.jpg


いくつの時か?昔の方が老けているという、良くあるパターンですね。

覚えてますか?ヌーレックちゃん

nuulekss.jpg


24時間ルークトゥンTV・T-Channelが行った、新人ルークトゥン歌手の登竜門『ダーオ・ルン』で見事優勝した16歳の少女、ヌーレックちゃんの、そのコンテストで録られたと見られる曲がそのT-ChannelのHP内にありました。一応、彼女の事、デビューまで追っかけようかと思っているので(否、実際に追っかけする訳じゃないですヨ。)。デビュー前の彼女の録音として、貴重なものとなるでしょう。まだ、全然、荒削りですが、(今現在は多分、デビューへ向けての特訓中だと思いますが。。)どう出来上がってくるか楽しみな事です。
それではコチラです。『หล่อถมไป』=ロートムパイという曲名です。オリジナルが多分あるんでしょう。ネット回線の具合が出るかも知れませんが。

หนูเล็ก

プミポン国王即位60周年記念コンサート・主催ルークトゥンFM(95.0)

IMG_0230ss.jpg
IMG_0229xss.jpg


 プミポン国王即位60周年記念催事として各種のイヴェントが繰り広げられて居ますが、国を上げての王様関連の催事・行事となるとルークトゥンは強いです。このルークトゥンFM主催のコンサート、何が凄いって、出演歌手の数が100名を超える!と言う事。夕方の5時ぐらいから始まって、終わったのは多分(11時過ぎに引き上げたので。。)深夜12時をまわったんじゃないでしょうか。その間に入れ替わり立ち代り、100名を越す歌手の出演があったようです。これ主催者側の発表で、私が一人一人数えたわけではアリマセンが。。そう、ですからここで出演者の名前を正確!に記する事は出来ないし、いや鼻からする気も無いですが、タダタダ、次から次へと知られざる歌手から、超有名歌手までのおびただしい顔ぶれと、繰り広げられる華々しいルークトゥンの世界に酔いしれるのみでした。

出演者全体を大まかに言うと、大きく分けて3部に分かれていて、所謂ゴールデン・タイムの8時から9時半位の間に有名歌手が登場し、その前と後の時間帯は新人、マイナー歌手が出演したと言えるでしょう。そのゴールデン・タイムにはTVの生中継があったりしたようでした。ですから、その前半の時間帯にバック・ステージへ覗きに行っても、有名歌手の姿は未だマバラで、新人歌手その他が右往左往していた訳です。以下の写真です。

newcomer.jpg
コレだけで、ざっと50名ほど居ますから、やはり全部で100名は越していたんですね。新人マイナー歌手と言っても、揃いも揃ってみんな驚くほど上手いです。コチラが名前も知らないのに、ウヘッ!というほど上手い歌手だと、焦ります。名前も知らないんですから。。もう、お手上げ状態です、一人一人まわって名前を聞いてメモする事なんて出来ないですからね。ノーン・バー・ゲーサヤーはコチラが特に気が入っていたので良かったですが、その他となるともうもう、こんな人居たよなぁ~となるのがせい一杯ですね。それでも確認できた歌手を少し挙げた置きましょうか。。以下。

daaoruwn.jpg
ダーオルワン・ムアンヤーモー

20060606030650.jpg
『ナックローング・カン・ウェーラー』のトーンター・ヤージャイ

unknown1.jpg
凄く上手かったUnknownのひとり。。

unknown2.jpg
もう一人のUnknown(判明しました=アンポーン・ウェーンペッチ)。ファンのおばさんと。

3khon.jpg
若手ドュオと新人のひとり。。右の子は上手かった!

個人的にはこの辺のラインに居る歌手の方が興味深いのですが。。よく知らない分ドキドキしてくるというか。。

さて、ステージのメインを取る有名歌手人の紹介そして行こう思いますが。。この調子で写真を載せていくと大変な事になるので、ゆくゆくじっくりと載せていきますので、とりあえず思いつくままに挙げていきます。コレだけの数の歌手が一度にと言うのは、あのパタヤ・ミュージック・フェスと近いですが、あちらはグラミーを中心にして、R・Siamは別ステージでしたし、あとは専門レーベルの一部が出ていた訳ですが、今回は凄いです。R・Siamは出るし、勿論グラミーからも。。そして専門レーベルからはSure Audio、Music Train、Nopporn、Mengpongその他その他でした。では、思いつくままに。なんせメモなんて取ってませんから。。
まずグラミーからは、シリポーン、マイ(ク)・ピロンポン、ドゥワンチャン・スワンニー、タ・キティサック。R・Siamからはイン・ティッティガーン、ケァート・ラッタガーン、Sureからはモンシット・カムサローイ、ブンター・ムアンマイ、アム・ナンティヤー。Music Trainからはソムラック・カムシン、ガンター・ナ・ナコーン。Noppornからはオン・オラディー、チョン・オギチャート、Mengpongからはノーン・マイと。。。しかし、その他にも、まだまだ。。ベテランのセリー、インヨン、ポンスィリー・ワラヌチ、そしてそして、ダーオ・マユリーは出て来るし、そしてアパポーン・ナコンサワンまでも。。。思い出しただけで、目が回ってきますね。まだいた筈、おー、ジョナス&クリスティー、エー・ポッチャナー、グン・スッチラーチ、アージャーリーヤー。まだまだ居た筈、思い出せない。。そして、後半の部分になってから出てきた再度の新人マイナー歌手達と。。。以下、勿論全部は無理ですからその一部を写真で。。


buntaa.jpg

ハッとする美しさ。ブンター・ムアンマイ
20060606041745.jpg
ブンターに妹の様に寄り添っていたアム・ナンティヤー

sitipo-nn.jpg
もう、ベテラン?シッティポーンと。。

ajariya-.jpg
化粧が濃かったけど文句なしに可愛いアージャリーヤー

gantaasomrak.jpg
Music Train組みのガンター・ナ・ナコーンとソムラック・カムシン

kitexisaxtuku.jpg
女性ファンから出演前に化粧のチェックを受けるタ・キティサック

pochanaa.jpg
最後は益々マイナーな臭いを濃くするエー・ポッチャナー

ふっー。最後に。。バー・ゲーサヤーなんかにも居る熱狂的なファン(タイ人のですよ。。)とか、その他マイナーな歌手にはホント熱狂的なファンがついていて、下手すると有名歌手よりもマーライを沢山受けていたりして。。ホントにルークトゥン好きな人は新人とかマイナーな歌手に気持ちを持って行かれているんだなーとつくづく思いました。みんな有名歌手に負けない歌を聞かせますし。。

取材に快くOKをしてくれたルークトゥンFMのウィッタヤー・スパポーン・オー・パーン氏とそして、いつでも100万バーツの笑顔とむせ返るような色気を向けてくれたシンリピンの皆々様に、コップンマーカポム!

ころんのアルバム評~その8 ドゥアンチャン・スワンニー

duangchan3.jpg


 今回は1ヶ月程前に発売されたばかりのドゥアンチャンの新譜「KON DEE KON DERM」を取り上げます。ドゥアンチャンと言えば、普通じゃないルークトゥンばかりやっているヘンなおばさんですが、今回も普通じゃない曲が並んでますね。本作については1曲ずつどんな曲なのかを記していきましょう。それでは…
①カリブ海音楽風の、お気楽な祝祭感覚溢れる楽しい曲。
②インド風のイントロから妖しげなハーレム・ノクターンへ。カトちゃんが「ちょっとだけよ」なんて言い出しそうな雰囲気。ホーン・セクションがいい音出してます。
③いかにもアジア歌謡的な湿っぽさを持った美しい曲。笛やストリングスがブラジルのショーロとかベネズエラのストリング・バンドを思い出させる?
④3曲目と同じような路線の曲ですが、この手のしっとりした曲の味わいが増したように思います。非常にいい感じに仕上がってます。
⑤インド風のイントロから前2作でもおなじみのダンドゥッド風ルークトゥンへなだれ込む曲。エキゾ風味が強くなって更なる深化を感じますね。
⑥1曲目の焼き直しか?という感じのお気楽なお祭りっぽいラテン風の曲。
⑦これはオーソドックスなしっとりルークトゥンですが、音作りにポップス的な感覚を意識的に入れているように思います。
⑧ゆったりしたラテン調の曲。クラーベのリズムを刻みそうで刻まないのが、何と言うか、何ですね。途中から入ってくる哀愁のラッパが日本の演歌風?
⑨日本で10年以上前に流行った「ランバダ」のパクリ。思いっきりカオマの「ランバダ」をもじってますよ、これ。
⑩インド風イントロからインド風味のルークトゥンへ。でもなんか凄くひねくれた感じがする曲で、一体どんな層のウケを狙ってこんな曲をやっているのか?私の為にやっているとしか思えません(そんなワケないですが)。

 以上、ざっと全曲どんな感じなのか記してみましたが、相変わらずおかしなことばかりしているおばさんです。前作を紹介した時に「普通じゃないルークトゥンを出し続けて欲しい」と書きましたが、本当に期待通りのことをやってくれますね。歌唱にも落ち着きが感じられるようになって味わいに深みが出てきましたし、この人、アルバムを出す毎にパワーアップしてきているような気がします。本作で個人的に一番好きな曲は⑧ですが、他にも良い曲満載です。今回のアルバムはハッキリ言って「傑作」です。大いに売れて欲しいですね。

バー・ゲーサヤーに会って。。

baass.jpg

baa2ss.jpg


お知らせしたルークトゥンFM局主催のプミポン国王の即位60年記念コンサートへ行って来ました。場所はバンコク都内バーンケーン区にある、陸軍関係?の広大な敷地内。心配の種だった雨は始まる2時間位前に土砂降り状態だったんですが、開演時間にはスッカリ上がり、それ以降まったく降雨が無かったので助かりましt!

で、普通だとこのままスタートからコンサートの様子だとか、出演者の顔ぶれを羅列していく事になるんでしょうが、疲れているのでその全体の様子は明日以降に。。。しかし、コレだけは外せない事を今日は!
タイトルに在るのでお分りかとかと思いますが、昨日の記事が呼んだのか、バー・ゲーサヤーに会うことが出来た!という報告記です。

コンサートが始まって間も無く、バック・ステージを覗きに行ったところ、実におびただしいまでのルークトゥン歌手の群れを見る事に。。。しかし、出演が予定されている、大物歌手の姿は殆ど居ない。というのにこのおびただしさはナンなんだろうと。。ヨーク見ると、現地情報紙等に載っている、新人歌手、更にマイナー・レーベルの所属する歌手の方々のようです。えっ!じゃあ~、ノーンジャーとか居るかも?と探すもどうも居ないみたいですねぇ~。コノ手合いの歌手を目の当たりにして、顔を見ても誰だか判りませ~ん。かろうじて、プロモーション用の衣装でああ、この人ねとか少しわかる程度で。。。

で、腹も減った事だし、本格的に始まる前に食料調達へと出ている屋台へ出向き。。戻った客席で、それではとソムタム等をつまんでいると、なにやら聞き覚えのある曲始めの電話のベルの音が。。で一人の女性歌手が登場です。えっ~!?もしかしてコレ、バー・ゲーサヤー、チャイマイカップ?ジッと見るもそうです!ノーン・バーですよ。慌ててカメラを手にステージ下へ。かすかに期待はすれども、ココでお目にかかるとはです。一輪の白百合の様な(何、言ってるんでしょう。。)バー。キレイでした。

ステージを下がるバーを追って、再度、裏へまわり彼女を探すも、直ぐ見つかり、もう一枚、パチリと。。少しだけ話に応じてくれました。
私『バー・・』
バー『・・ゲーサヤーです。』
私『アルバム、買いましたよ!応援してますから!』
バー『ホントですか!うれしい!』
私『今の曲は、確か。。』
バー『ฮ้องไห้ออนแอร์ /ホーン・ハイ・オーム・エァー、です。』
私『プァート・バンチー・ラックは?』
バー『今はコチラの曲をプロモーションしてます。』
傍に居たマネージャー女史が話しに入ってきて。。
マネ『宣伝用の写真を送りますから、何か連絡先を。。』
私『おー!それでは。。。』

とホンの短い間でしたが、うーん、本物のバー・ゲーサヤーでした。
以上報告です。

今後、何かあるかも。。ウフ。

บาร์ เกศยา

という事でバー・ゲーサヤーの記事も。。

baaDJ.jpg


当デイリー・ルークトゥンがもう、ずっーと応援している(555)ノーンジャーともうひとり、バー・ゲーサヤーの事も情報紙・ルークトゥン・ドット・コムに載っていたので。FM局のDJさんのおかげで、バーの歌が広く知らされてもらえて、バー、とてもウレシイ・カー!というお話です。それにしても、このバー、可愛いですね!!!

บาร์ เกศยา

ノーンジャーのぶらりタラート散策。。

nongjataraat.bmp.jpg
クリックして!

どうも、こちらでは歌手本人が行く、レストランの紹介とか、名所めぐりとか、その対象となるところの太鼓持ち的な企画記事が多いですね。今回はノージャー・チャーリニーが近所のタラート(タラート・リムナム/ワット・ドームヌワーイなる市場ですね。)を散策したというダケの記事が、情報紙・ルークトゥン・ドット・コムの方に載っていました。着ている服が私服じゃなくプロモ様の衣装なので、一応本人の宣伝も兼ねている(当然の事ですが!)訳です。

あ~、早くノーンジャーの生歌が聞きたい。

プミポン国王即位60周年記念関連行事が。。

v60Pss.jpg
クリックして大きくして下さい。(情報紙ルークトゥンより)

タイトルのように国王即位60周年記念に関連した催し等がいろいろと始まっています。上の写真もそのひとつで多数のルークトゥン歌手が参加し、制作されたVCDの発表パーティーのようなものが在ったようです。(49年5月22日、クルンテープ/バーンケー/The Mall MCCホールにて)

その時の女性歌手の集合写真です。さーて、写真もスキャンも良くないので分かりにくいかも知れナイですが、コノ中から今回は5人の歌手の名前を特定出来れば、”ルークトゥン検定士資格試験5級”を差し上げます。勿論555ですが。一人でも分かれば、その方は既に初心者にあらずです。私は11,12人くらいしか判らなかったです。

#ここに居ない歌手と言うのが一流の証なのかな。。。

เดวิด อินธี /デーウィット・インティー

oataya.jpg
パタヤ・ミュージック・フェスティバルで。


街中の屋台でファランが一人、クイッティアオ(何でもいいんですが。。)をすする姿を見る事がありますが、コレが似合わない。違和感がどうしても取り巻いています。ところが、同じガイジンでも日本人、中国人、韓国人とかのアジア人なら違和感は殆ど感じさせないんですネ。私のデーウィットに対する最初の印象は、それと似たようなものでした。なんでまた、ファランがこんなところでこんな事やっているの?と。。食と音楽は違うかもしれないですが。。

デーウィツト・インティ。このどう見ても100%ファラン顔したタイ人が、歌うルークトゥンが結構人気があります。“100%ファラン顔したタイ人”と言っても詳しい事は知りません。実はハーフだという事なんだそうですが、それならもう少しハーフらしい顔立ちであって欲しかった。チャカパンのハーフ顔は納得がいくんですが、このデーウィットの顔は混じって無いようにしか見えないので。。この点に付いては、一般タイ人は結構無頓着な様で、先生も『知らない。』とアッサリ答えた。何処の国にも、ガイジンなのにその国の言葉をその国の人間と同等に話す人は居るもんです。赤ん坊の時から、それが何人であってもその国で育ち、その国の言語にまみれながら育てば当然のように、その国の言葉を当たり前に話すようになるだけの事。ましてやこの国の事です。女優とかモデルの中にもこの手合いが沢山居ます。コレ!タイ人?というような顔立ちでも、皆、話し出すと“・・チャイマイ・ラ・ハー?”ゴー・・アライアライ“となり、おー!タイ人だわ~。と納得させられる事になる。そして、このデーウィットにして見れば、ルークトゥンをも当たり前の様に、この国の人と同等に歌うようになったと。

私が一番、ガツーンと来たのは、今年のパタヤ・ミュージック・フェスティバルにこのデーウィットがステージに姿を現した時です。比較的小柄で、Gパンにトレーナーと実にそっけない格好でしたが、持ち歌を歌いだすと、すぐさまそれに反応する観客を見て、うーん、みんなデーウィットの事好きなんだ!と納得させられたんです。感じとしてはルークトゥンというより、プア・チーウット系な雰囲気ですが、皆、『いや、ルークトゥン!』と言ってます。プア・チーウットって私語に近いのかも知れナイですネ。

すでに3枚もソロ・アルバムを出していて、その人気ぶりが伺えます。2枚目に入っている『ฝากแฟนผมด้วย』でその人気が出来上がり、次の3枚目では益々、こなれたデーウィットの歌世界を魅せてくれいます。この先、彼のなかでルークトゥンは、どうなって行くのか気になりますね。

アルバム詳細はコチラに。
試聴サイトは何故か沢山あって、ココ とココ とココ ですが、この1曲!となればコチラでしょう。

ykyss.jpg
3枚目

dav.jpg
2枚目

b8851.jpg
1枚目

แจ๊ค ธนะพล / ジャック・タナポンを求めて。。。

example_000000.jpg


比較的最近知り合ったタイ人青年W君。君とは言え30代半ばを過ぎた年頃の彼。実に真面目。実直。タバコも酒もやらない。彼のピック・アップに同乗した時の事です。

私『ルークトゥンは好き?』
W『ハイ!好きです、カポム!』
私『全てのルークトゥン歌手の中で誰が一番好き?』
W『うーん。。ジャック・タナポン、カポム!』

と、ジャック・タナポンの名前が出ようとは予想もしてなかった。この名前、一度はどこかでお目に掛った事はあっても、余り近しい名前ではないでしょう。そういう私も然りでした。しかし、そんな彼が一番好きなルークトゥン歌手としてジャック・タナポンの名前を挙げたのですから、私にも彼の風が吹いて来た時だったんでしょう。こりゃ、ナンかあるなと。。。

早速、手持ちのCDなりを探して見ました。在った様な無い様な。。。で、出てきました。グラミーのコピーCD縛滅コンサートの2545年、サナム・ルアンで行われた時のルークトゥンの日のVCDチュッ・ティー5です。上の写真がその時のモノ。この時の映像、歌、記憶にまったく無かったです。いや、1度や2度は見聞きしている筈ですが。。。しかし、こうして改めて聞いてみて驚きました。スンゴクカッコイイんです。雰囲気、最高!ルークトゥンの歌心満点です。この顔立ち見てどう思われます?ちょっと日本のプロ野球の選手に居そうな顔していると思いませんが?もしくは場末のスナックのマスター?岡山辺りの競輪選手?いやいや、兎も角この顔で雰囲気満点のルークトゥン歌ってくれるんですから、堪らないです。

さあ、ソレからです。彼、ジャック・タナポンのブツを探しに街へ繰り出しました。そうすると、行った先々で出てくる出て来る!多分、以前から在ったんでしょう。それに私が気が付かなかったというか、マイ・損・ジャイだっただけの事。しかし、ネット検索しても彼の情報はホント少ないです。ethaiCD.comに1枚2年前(47年)にグラミーから出た最後のCDが載っているのみ。更に5年前(44年)MediaMusicGroupe/MMGという所からのものを発見!更にコレは驚きました、なんとMP3集に15曲入っているのを見つけて。。MP3集というのは先にシリンター、ユイの古いのを紹介したように、かなり古い録音のを集めたものが普通で、何年前のものとかいう詳細は判りませんが、そんなにも古い録音を残していたとは。一体デビューは何時の事なのか。。。

ご覧のように見た目もいけていますから、VCDのドラマ仕立ての映像にも本人がそのまま登場しています。演技というか、仕草を見ていても、コリャ、俳優もやっていたんじゃないの?と思えるくらい、演技派でもあります。そうそう、肝心の歌の方は雰囲気重視派ですね。録音物からでは、ちょっと見え難いですが声量があるというタイプじゃ無いような気がしますが、なにしろムード、雰囲気が非常にいいものを出してきます。ルークトゥンってそんなんでもOKなんだとつくづく思わされました。この歌唱、先輩格の人も居るでしょう、そしてジャック・タナポンのの影響を多大に受けた歌手も沢山居そうです。

話が永くなりました。また何か彼の事に関して判った事でもあればかきましょう。

#ところで、私のルークトゥンの先生に、ジャック・タナポンの事好き?と聞いたところ、意外な言葉が帰って来ました。『彼のことはマイ・カウジャイなんだ。。』と。好みというのは人それぞれな事なんですね。。。

jack4.jpg
VCDアルバム『จากใจแจ็ค』より。時代がかった髪型と表情。

jack1.jpg
MP3集。

jack2.jpg
MMG盤VCDkaraoke『จากใจแจ็ค』

jack3.jpg
グラミーから出た『คนที่รอคอย』

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。